やさしい現代詩―自作朗読CD付き

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  • サイズ B6判/ページ数 119p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784385363837
  • NDC分類 911.56
  • Cコード C0092

内容説明

詠み味わう、発見する、息づかいを感じる。待望の自作朗読CD付き。

目次

私は私(谷川俊太郎)
宝物(平田俊子)
天使が通る(抄)(田口犬男)
夕日(小池昌代)
ナシテ、モーネン(伊藤比呂美)
行列(佐々木幹郎)
硯の底(岬多可子)
欠落(新川和江)
西武線練馬映画劇場のおばあさんへアミの手紙 古賀忠昭のために(稲川方人)
この街のほろびるとき(安藤元雄)〔ほか〕

著者等紹介

小池昌代[コイケマサヨ]
1959年生まれ、詩人・小説家・エッセイスト

林浩平[ハヤシコウヘイ]
1954年生まれ、詩人・日本文学研究者

吉田文憲[ヨシダフミノリ]
1947年生まれ。詩人・評論家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Roy

12
★★★★★ 詩人の朗読を初めて聴いた。17人の詩人達が自作の詩を朗読するのだが、抑揚つけて読む人、単調に読む人、お経のように読む人、下手な人、声が美しい人、一気にまくしたてるように読む人、様々な読み手がそこいた。特に伊藤比呂美(しつこい位に名前を出すが)が印象に残り、詩人解説のところで伊藤の事を小池昌代は「巫女的」と表現していて、一心不乱に読んでいるであろう姿がそれに重なり感動した。他にも谷川俊太郎、白石かずこ、安藤元雄、新川和江も良かった。2009/02/21

うりこ

1
谷川俊太郎、平田俊子、田口犬男、小池雅代、伊藤比呂美、佐々木幹郎、岬多可子、新川和江 稲川方人、安藤元雄、林浩平、高橋順子、ねじめ正一、吉田文憲、藤井貞和、白石かずこ、入沢康夫から、一篇ずつ掲載。どれも名作!とくに、平田さんの「宝物」はよかった。〈世界で一番美しい言葉はコンセルトヘボウです〉〈大切なものは何度でも/捨てなければなりません〉か。沁みるね。それから、小池さんの〈夕日〉もよかった。うまいなあ。詰音の片岡くんの姿が目に映る。肉声も嬉しい。田口さんの少年のような声。お初。いい選集に会えてよかった!2021/10/03

komamono_rimi

1
稲川方人氏の朗読が一番印象に残った。2010/10/29

deerglove

0
詩は驚きであり、発見である。詩は未知のものへの呼びかけでもある。詩人による丁寧な解説と、自作朗読CDが付けられた本書から、呼び覚まされた自身の内なる声、生の感覚に浸りたい。2014/02/02

toukatu

0
小池昌代さん。凄い。2013/11/03

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