内容説明
戦前・戦後を通じ、日本のジャーナリズムをリードしつづけた巨人、大宅壮一の初の大冊評伝。長年師事した著者が、社会批評・人物批評の達人、あふれるほどのエピソードの持ち主の素顔を克明に生き生きと描く。
目次
第1章 生まれ育った環境
第2章 レジスタンス派中学生
第3章 旧制三高時代と東大
第4章 ジャーナリズムの泥水
第5章 ルポライターへの転進
第6章 フィールド・ワーク
第7章 太平洋戦争を挾んで
第8章 本名での再出発
第9章 ノンフィクション・クラブ
第10章 延々と続く世界の裏街道
第11章 マスコミ的戦死を遂げる
第12章 マスコミ大親分とわたし
第13章 エピソード一束