内容説明
国会のなにが問題か。国会の現状と課題を俯瞰し、その将来像を展望する。
目次
第1章 国会の機能
第2章 議事の運営
第3章 法案審議
第4章 二院制
第5章 行政に対するコントロール
第6章 議員活動の支援体制
第7章 国会のルール
終章 国会改革への展望
著者等紹介
大山礼子[オオヤマレイコ]
聖学院大学政治経済学部教授。1954年東京生まれ。一橋大学大学院法学研究科修士課程修了。1979年から1995年まで国立国会図書館に勤務。聖学院大学助教授を経て1999年より現職
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感想・レビュー
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がっち
5
強すぎる参議院という言葉を始めてきいたのはこの本である。国会学というと堅苦しいイメージだが、この本はさらっと読む事ができ、国会二関するよび知識がつくと思われる、内容としても雑学あり、根本の部分ありとおもしろいものだった。2013/04/20
ことぶき あきら
1
書名に「入門」と付いても裏切られる場合が多々ありますが、本書はそんなことはありません。いちおう専門書なんでしょうが、国会内の食堂のこととか、衆参の慣習の違いとか、トリビア的知識も身につきます。最近のねじれ国会の状況下で一般的に言われるようにはなりましたが、日本の国会は上院(参議院)の権限が強いと指摘されています。