医傑凌雲

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  • サイズ B6判/ページ数 277p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784384043402
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0023

出版社内容情報

日本における赤十字運動の先駆者高松凌雲の伝記

高松凌雲:
幕末~明治期の医師。現在の福岡県小郡市出身。名は権平。荘三郎。箱館戦争においては箱館病院を開院。その後、民間救護団体の前身と言われる同愛社を創設。日本における赤十字運動の先駆者とされる。

【著者紹介】
著者:林洋海
1942年福岡県生まれ。日本グラフィックデザイナー協会会員。福岡アジアデザイン交流協会会長。アジア景観デザイン学会会員。小郡ロータリークラブ会員。戊申戦争、箱館戦争に活躍した郷土の英雄衝峰隊隊長古屋佐久左衛門を知り、その足跡と幕末維新史を研究する中で、「郡上藩凌霜隊始末・見返り坂」「明治に君臨した徳川慶喜」など時代小説を執筆。最近の主な著書に「ブリジストン石橋正二郎伝ー久留米から世界一へ』(現代書館)、「母成峠 そして少年は戦場に消えた」(文芸社)

内容説明

死の間際まで、貧民医療への情熱は衰えなかった。いつも心には、パリで学んだオテル・デューの思い出が輝いていた。凌雲が最期まで訴えたのは「病は貧困がつくる、貧困は病がつくる」という信念からだった。―日本の赤十字活動の魁、高松凌雲の生涯を描き切る。

目次

パリの春
青雲の志を抱いて
生涯の師との出会い
幕府奥詰御医師を拝命
パリで最先端医学を学ぶ
幕臣として義に尽くす凌雲
北天に共和国建設の夢
戦場に輝く赤十字精神
人道を知る敵将との出会い
死の淵からの再起
至誠一貫、心は常にオテル・デュー

著者等紹介

林洋海[ハヤシヒロミ]
1942年福岡県生まれ。久留米商業高校卒業。トッパンアイデアセンターを経てP&Cクリエティブディレクター。AGIOデザイン主宰。2007年より戊辰戦争をテーマに小説を書き始める。福岡アジアデザイン交流協会会長。日本グラフィックデザイナー協会会員。星亮一戊辰戦争研究会相談役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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