内容説明
この本では、幕末維新史のなかで一瞬ともいえる光芒を放って消滅した新選組の盛衰を丹念に辿ってみた。
目次
第1章 多摩の壮士たち―新選組を生んだ尚武の風土
第2章 壬生浪、京洛を行く―初志を貫いた京都残留の浪士隊
第3章 新選組の誕生―近藤勇の独裁政権成る
第4章 池田屋の大殺陣―この事件で明治維新が一年遅れた
第5章 粛清と殺戮の日々―恐怖の「局中法度」で消されゆく隊士たち
第6章 新選組の分裂と幕府の落日―高台寺党分離と鳥羽・伏見の戦い
第7章 流亡の新選組―敗北に次ぐ敗北に近藤勇投降
第8章 新選組最後の光芒―土方歳三、箱館に散る
著者等紹介
鈴木亨[スズキトオル]
1932年、福島県生まれ。早稲田大学仏文科卒業。人物往来社出版部長、秋田書店『歴史と旅』編集長を歴任。日本文芸家協会会員。日本史に精通し、現在は著述家として活躍している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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