内容説明
真に必要なものは、結局、手続きにおいても中身においても「人への回帰」が実現できるものということができる。つまり、地域の意志に基づいていて、必要性と妥協性が科学的あるいは論理的に説明でき、透明性が確保された手続きによって推進できるもの。また機能性に加えて、地域性が良く反映され、人々の納得や愛着を呼び起こすことができる内容のもの、とすることができよう。
目次
第1章 新しい景観設計―場所工学という考え方
第2章 街にうるおいを与えるLRT
第3章 土木遺産を評価する
第4章 生態系に配慮した川づくり
第5章 公共事業の評価と合意形成
第6章 老朽化する公共施設の効率的な維持管理のために―アセットマネジメント
第7章 電子地図による視覚表現―GISの可能性
第8章 建設コンサルタントのめざす方向