内容説明
高齢者や障害者の視点に立った、新たな生活環境の整備が求められている今、高齢社会の都市・交通計画について、詳細な現状分析に基づき課題を整理し、その本質を捉えたうえで整備哲学や理念について解説。加えて豊富な事例を基に、問題解決の考え方をわかりやすく示した。高齢社会の都市・交通計画を学習・実践するための実務書・教科書として、実務者や学生に最適の一冊。
目次
わが国における高齢社会の進展と問題点
ノーマライゼーションによる高齢者・障害者の都市・交通計画
高齢者・障害者交通の移動保障の歴史的変遷
交通バリアフリー法の意義とその課題
高齢者・障害者のための地域交通システム
高齢者・障害者の地域交通の現状と課題
ユニバーサルデザインによる歩道整備
高齢者・障害者交通の潜在交通
高齢者・障害者交通システム計画の課題と展望
シルバーコンパクトシティ
わが国におけるタウンモビリティ
情緒障害者の空港利用実態（福祉空港）
高齢者・障害者のフェリー利用
高齢社会における水辺空間―親水から癒しへ
著者等紹介
清水浩志郎［シミズコウシロウ］
秋田大学工学資源学部土木環境工学科教授。工学博士、技術士（建設専門）、特別上級技術者（土木学会）。１９４０年京都生まれ。専門は地域計画、都市計画、交通計画。１９６６年北海道大学工学部土木工学科講師。１９６７年秋田大学鉱山学部土木工学科講師。１９７３年秋田大学鉱山学部土木工学科助教授。１９８３年秋田大学鉱山学部土木工学科教授。１９９７年秋田大学工学資源学部土木環境工学科教授、現在に至る
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