内容説明
世の中に現れる現象は偏微分方程式で記述されることが非常に多く、偏微分方程式をコンピュータで解くことにより、そのような現象を(コンピュータの中で)再現でき、コンピュータを使って現象を調べることが可能になる。このような手続きを数値シミュレーションという。もちろん偏微分方程式を使わないシミュレーションもあるが、多くのシミュレーションが偏微分方程式を数値的に解くといった手続きに還元される。本書はこのようなことを踏まえて、偏微分方程式によるシミュレーションの基礎をやさしく解説した。
目次
第1章 数値シミュレーション
第2章 微分方程式の数値解法
第3章 流れのシミュレーション
第4章 プログラムの実際
第5章 簡単な実用プログラム
第6章 室内気流のシミュレーション
第7章 風による砂の移動のシミュレーション
付録(計算結果の表示方法;Fortranプログラムリスト)
著者等紹介
河村哲也[カワムラテツヤ]
工学博士。お茶の水女子大学教授
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