内容説明
日本では、水文学は水理学に対比して、主に流出解析を扱う河川水文学として発展してきたために、欧米のそれと比較して非常に偏っていて、特殊である。本書では欧米の教科書を参考にして、水文学関連の分野すべてを網羅している。1~6章は水文学の基礎について、7~10章では主に流出解析を、11~13章では確率統計水文学を、14と15章では水文学の応用について述べた。
目次
序
気象と降水
水文学の基本概念
雪の水文学
飽和領域内の流れ
不飽和領域内の流れ
ハイドログラフとその特性
小流域の流出解析
中規模流域での流出解析
洪水追跡計算〔ほか〕
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