内容説明
馬供犠祭の巻・隠棲の巻・不可思議な棍棒の巻・大いなる最後の旅の巻・昇天の巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
NAO
58
ついに王となる決意をしたユディシティラのための馬供養。馬が走っていった先に住む部族と戦いそこまでを王土とするという風習がなんとも面白い。馬を追って戦いに行くのは、もちろんアルジュナだけど。そのアルジュナも、すべての役目を終えたら神の弓ガーンディーバ弓を引く力を無くしてしまうという悲しさ。ユディシティラは、最後の最後までその態度も口のきき方も偉そうで、好きになれなかった。2018/01/10
こみ
1
戦争終結後は延々宗教問答が続くばかりで飽きた。「動くもの動かないもの、存在するものしないもの」「数千年に一度世界は破壊され再び作られる」といった古代インドの物の考え方、世界の捉え方は興味深かった。ただ、突っ込みどころが多すぎてネタの印象の方が強い……。2015/12/14
j1296118
1
バガヴァッド・ギーターで言ってたこと何一つ覚えてないからもう一回話してくれ、とのアルジュナ衝撃発言に大笑いしてしまった最終巻のこと 2014/03/14