出版社内容情報
無頼派作家の出版に情熱を傾けた編集者、若き日の追想。編集者とは、出版とは何か、そして無頼派とは何かを考えるノンフィクション。無頼派作家の出版に情熱を傾けた編集者、若き日の追想。
編集者とはなにか、出版とは何か、そして無頼派とは何かを考えるノンフィクション。
〈目 次〉
◎第一幕◎『太宰治の魅力』/『田中英光の愛と死と』/『帽子いっぱいの涙』/山崎富栄と長篠康一郎/太田静子を訪ねる/新刊を発刊し続けるために・その一・その二/ベストセラーの条件/出版業の宿命
◎第二幕◎山崎富栄の遺稿集『愛は死と共に』/『太宰と安吾』/檀一雄と浅見淵/『火宅の人』/突然の入院/浅見淵を激励する記念パーティ/著者と編集者の苦闘/桜桃忌/人間檀一雄・その一・その二・その三/出版業の光と影/忘れ得ぬ巌谷大四の哀しみ
◎第三幕◎地獄への岐路/『小説坂口安吾』/専門誌『著者と編集者』発刊/仮面社と服部将太/太陽のない街へ/写真集『叫び』松尾硫黄鉱山閉山の記録
山川 修平[ヤマカワ シュウヘイ]
著・文・その他
内容説明
無頼派作家の著作に情熱を傾けた編集者の追想。編集者とは、出版とは、無頼派とは何かを考えるノンフィクション。
目次
浪漫彷徨・第1幕(『太宰治の魅力』;『田中英光 愛と死と』;『帽子いっぱいの涙』 ほか)
浪漫彷徨・第2幕(山崎富栄の遺稿集『愛は死と共に』;『太宰と安吾』;檀一雄と浅見淵 ほか)
浪漫彷徨・第3幕(地獄への岐路;『小説坂口安吾』;専門誌『著者と編集者』発刊 ほか)
著者等紹介
山川修平[ヤマカワシュウヘイ]
1936年岩手県一関市川崎町生まれ。10代後半、肺結核のため長期療養生活を送る。21歳で高校入学。高校時代より同人誌発刊。一関一高、早稲田大学(心理学科)卒。出版社勤務を経て独立、専門誌『著者と編集者』を発刊。出版業挫折後、住宅産業界に転身。ハウスメーカーに勤めるかたわら、創作活動。『早稲田文学』『北の文学』等、同人誌に小説を発表。停年退職後、住宅産業ジャーナリストとして執筆活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ケイ
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