わがこころの犬たち―セラピードッグを目指す被災犬たち

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わがこころの犬たち―セラピードッグを目指す被災犬たち

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  • サイズ B6判/ページ数 235p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784380130144
  • NDC分類 645.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

被災犬からセラピードッグへ。ブルースマン・大木トオルの取り組み。身も心も傷ついた被災地に置き去りにされた犬たち…
救助され人への信頼を回復した犬たちは、孤独な傷ついた心に寄り添う、セラピードッグとなる素質がある。犬を心から愛するブルースマン・大木トオルが犬たちとの日々を綴る。

まえがき
第1章 放射能汚染地区に置き去りにされた被災犬を救出
悲惨な状況に果敢に立ち向かうセラピードッグ
被災者と絆を結ぶセラピードッグ
人間によって放射能汚染地区に置き去りにされた動物たち
写真で見る被災犬の救出
被災犬救出レポート
第2章 セラピードッグは真っ直ぐな愛情で人を救う
治療に大きな役割を果たすセラピードッグ
セラピードッグは個性豊か
第3章 犬とブルースが支えてくれた大木トオルの人生
一家離散と吃音障がいで過酷な子ども時代
犬とブルースとの出会いによって自分の探していたものに巡り会う
第4章 それまでの常識を覆して捨て犬をセラピードッグに
日本におけるセラピードッグの歴史
人間に殺される寸前に助け出された捨て犬
第5章 一匹の捨て犬が教えてくれた大切なこと
チロリが拓いた捨て犬の可能性
セラピードッグによって立ち直る心の痛手
第6章 生きることを絶対にあきらめてはいけない
チロリのまいた種がいま花開こうとしている
一人では生きていけない

大木 トオル[オオキ トオル]
著・文・その他

内容説明

NYで出会ったセラピードッグとブルースが人生を変えた。命あるものには幸せになる権利がある。被災地に置き去りされた犬たちをセラピードッグに…

目次

第1章 放射能汚染地区に置き去りにされた被災犬を救出
第2章 セラピードッグは真っ直ぐな愛情で人を救う―セラピードッグの活躍の場
第3章 犬とブルースが支えてくれた大木トオルの人生
第4章 それまでの常識を覆して捨て犬をセラピードッグに
第5章 1匹の捨て犬が教えてくれた大切なこと
第6章 生きることを絶対にあきらめてはいけない

著者等紹介

大木トオル[オオキトオル]
東京都日本橋人形町生まれ。76年渡米、ニューヨーク在住。日本人ブルースシンガーとして初めてアメリカ永住権を取得。日米のブラックミュージックの架け橋となり、数多くのコンサートツアーを成功させるとともに、プロデューサーとしても多くのアーティストを育てる。同時に、動物愛護家として日米親善に尽くし、動物介在療法のセラピードッグ育成のパイオニアとして70年代より活躍。社会福祉学者(日米)。2002年、全国的な組織として「国際セラピードッグ協会」を設立、代表に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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やどかり

20
福島の放射線汚染地域で殺処分されようとする犬たちを助け、セラピードッグに育てる著者の行動に心を打たれた。あの地震では、人だけでなく動物たちの生活も変えてしまった。捕獲直後と、著者に保護された後の犬たちの表情や姿勢が違う。穏やかで自信を取り戻したようだ。いつか犬か猫と暮らしたいと思っているが、買うのではなく、保健所から引き取りたいと以前から考えている。動物たちにとって福島は今も過酷な状況なのだろうか。。一匹でもそんな状況の動物を救えたらな。。図書館でたまたま手に取った本だったが、いい本、著者に出会えた。2014/02/09

こうちゃ

9
被災地に置き去りにされた犬たちの命を少しでも救い、その生かされた命が、やがて人びとの心を癒し救うセラピードッグになる。第1章・放射能汚染地区に置き去りにされた被災犬を救出 第2章・セラピードッグは真っ直ぐな愛情で人を救う 第3章・犬とブルースが支えてくれた大木トオルの人生 第4章・それまでの常識を覆して捨て犬をセラピードッグに 第5章・1匹の捨て犬が教えてくれた大切なこと 第6章・生きることを絶対にあきらめてはいけない2013/12/24

Mihoko

2
大木さんに会う前の犬たちの表情がとても不安そう。数か月後の犬たちの表情は穏やか。 安心、安定、信頼。 そんな表情をしている。 2015/05/01

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