出版社内容情報
すらすら読めるはじめての法華経 人生に迷ったら、仏典を読んでみよう! 聖徳太子や日蓮も読んだ漢訳『妙法蓮華経』よりわが国の仏教に大きな影響を与えてきた「法華経」。
しかし、誰でも理解できる読みやすい現代語訳はありませんでした。
本書は、聖徳太子や日蓮も読んだ漢訳『妙法蓮華経』のなかから、
もっとも重要な八つの章を選んで現代語訳するとともに、葬儀や
法事などでよく詠まれる「如来寿量品・自我偈」や「観世音菩薩
普門品・観音経」などを、ふりがな付きの原文で掲載。
また、法華経信仰の歴史や教えも、わかりやすく解説しています。
正木 晃[マサキ アキラ]
著・文・その他
内容説明
人生に迷ったら、仏典を読んでみよう。聖徳太子も日蓮も読んだ漢訳・妙法蓮華経より、すらすら読めるはじめての法華経。
目次
序品
方便品
法師品
提婆達多品
如来寿量品
常不経菩薩品
如来神力品
観世音菩薩普門品
著者等紹介
正木晃[マサキアキラ]
1953年生まれ。神奈川県出身。筑波大学大学院博士課程修了。国際日本文化研究センター客員助教授などを経て、慶應義塾大学・立正大学非常勤講師。宗教学者。専門は日本密教・チベット密教(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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田中峰和
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法華経が日蓮宗のお経という程度の知識で読んでみた。欲をいえば、対訳にして欲しかった。経典が手元にあれば、比較しながら学べるので、そんな本を期待していたのだ。口語訳された部分は、「百×千×万×億」のような大層な数字が何度も出てきて、三国志のような誇張した表現が目に付く。インドの経典を中国語訳された漢文なので、字を見れば何となく意味はわかるが、聞くだけでは理解できない。個人的には日本語で書いた和讃のように、耳で聞いても理解できるお経がいいと思う。法華経は呪文のように意味がわからないので普及したのだろうか。2014/09/19