内容説明
若者たちは、戦争と重圧の時代をいかに生き、死んだか―原口統三、長澤延子、岸上大作ら若き自殺者と戦没学生たちの手記を通して、滴る命の意味を問う評論集。
目次
第1章 純潔の墓標―原口統三
第2章 友よ、私が死んだからとて―長澤延子
第3章 「恋と革命」の死―岸上大作
第4章 若く逝きし者たちへ―戦没学生特攻隊手記
第5章 命をもらった死―寺山修司
著者等紹介
福島泰樹[フクシマヤスキ]
1943年、東京に生まれる。早稲田大学卒業。歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー。肉声の回復を求め「短歌絶叫コンサート」を創出、1200ステージをこなす。歌集・評論集など著作は80点を数える。毎月10日、東京吉祥寺曼荼羅で月例短歌絶叫コンサートを開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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