悲しみのエナジー

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  • サイズ B6判/ページ数 302p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784380092008
  • NDC分類 911.52
  • Cコード C0095

内容説明

若者たちは、戦争と重圧の時代をいかに生き、死んだか―原口統三、長澤延子、岸上大作ら若き自殺者と戦没学生たちの手記を通して、滴る命の意味を問う評論集。

目次

第1章 純潔の墓標―原口統三
第2章 友よ、私が死んだからとて―長澤延子
第3章 「恋と革命」の死―岸上大作
第4章 若く逝きし者たちへ―戦没学生特攻隊手記
第5章 命をもらった死―寺山修司

著者等紹介

福島泰樹[フクシマヤスキ]
1943年、東京に生まれる。早稲田大学卒業。歌集『バリケード・一九六六年二月』でデビュー。肉声の回復を求め「短歌絶叫コンサート」を創出、1200ステージをこなす。歌集・評論集など著作は80点を数える。毎月10日、東京吉祥寺曼荼羅で月例短歌絶叫コンサートを開催中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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津野1号

3
せつない。2024/03/09

立花真由美

0
60年代に大きな影響を与えた思想本を出し続けた株式会社三一書房の本。エナジーを放ちながらも若くして亡くなった表現者たちが残した言葉、メッセージから生きる意味を問う作品。この本は悲しみのエナジーというタイトルの通り、人生の悲哀の悲哀、苦悩の部分が言葉から伝わってくる。 当時の社会に対して自分を表現し続けた寺山修司に一時期ハマった自分にとっては最後の章が一番印象的でした。2022/01/01

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