日本語の起源―その具体的全体像

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  • サイズ A5判/ページ数 251p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784380082269
  • NDC分類 810.29
  • Cコード C0081

内容説明

古代日本人の意識における二つの方向―北方アルタイ的なものと南島的なもの!古代語の重層関係を解析することで見えてきた古代史の深層。日本語起源論・系統論の壮大な研究がここに結実した。

目次

第1部 日本語の起源・系統―その具体的全体像(日本語の起源・系統;日本語の起源から見た神々の系統―南島諸語系土着アマテラスが皇祖神となった背景;藤原氏の出自と記紀編纂のシナリオ;朝鮮語「アリラン」の南島語起源について―古代三韓地域をめぐって;二つのアスカ―モンゴル語とツングース語;古代日本人の意識における二つの方向―生命性と人格性)
第2部 祝詞「大祓へ」の研究―系統と検証(祝詞「大祓へ」全文;総括―言語の起源・系統)

著者等紹介

芝烝[シバススム]
1918年愛媛県南予生まれ。広島高等師範卒業。47年あらためて京大哲学科(倫理学)へ入学、西田幾多郎氏の学統に学び(主としてカント哲学)、旧制大学院(ヘーゲル法哲学)、京大人文科学研究所へと進む。ドイツのハイデルベルク大学に留学(哲学・人類学)。国立民族学博物館研究協力者。京都女子大学文学部長、学長代行をへて、名誉教授。花園大学教授。マドラス大学タミル学会終身会員、日本語の系統研究会代表幹事、日本道州制研究会代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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