内容説明
人口増加によって、世界でさまざまな問題がおこっています。作物の量がたりないところもあれば、せまい家に大家族がくらしているところもあります。きれいな水が手にはいらないところもあります。第7巻の『人口問題』は、失業率の増加、健康への悪影響、教育とのかかわりなど、人口に関する問題を見ていきます。また、すべての人が健康で幸せな生活をおくるために、どんなことができるかを考えます。
目次
世界の人口は約68億人!?
かたよって存在する食料
地球上の全人口の半分以上が、都市にすんでいる
人口増加と水不足
きたない水とゴミの問題
人口増加と住宅問題
世界の人口とエネルギー問題
都市の人口増加と仕事
悪循環を断ちきるには?
戦争が世界の人口を混乱させる
人口と教育
人口不足
わたしたちのできること
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに記者として入局。1994年から「週刊こどもニュース」キャスター。2005年3月NHK退社後、現在ジャーナリストとして活躍
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京生まれ。東京外国語大学、大阪外国語大学卒業。国際理解教育学会会員。編集者としてこれまでに700冊以上の書籍を担当。著書は50冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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tokkun1002
8
2011年。ニュースに登場する世界の環境問題⑦。世界の人口は68億人以上。あの人は半分が35億人と言っていた。割と正確。人口の半数が都市に住む。13%の8億5000万人が飢えている。20%の人は綺麗な水を飲めない。戦争難民は3500万人。出来ることは?2020/03/10
サラサラココ
6
小2こどもと。写真多数。きれいな水を飲めない人が20%、2011年発行だから、その後どう変わったかも気になる。2010年世界の人口68億人、2050年までに90億を超える予測もあるとのことだった。実際、2019年では、77億。。。2020/11/14
tadashi
0
高校生向けに分かりやすく書かれた本でなく、小学生向けに簡潔に書かれていたので、がっかり。子どもが読むにはいい本かな。2011/03/30