内容説明
プラスチック容器、ガラスびん、缶、生ゴミと、わたしたちは毎日大量のゴミをだしています。ゴミはどこにいきつくのでしょうか?この問いをはじめ、ゴミに関する多くの問題を考えてみましょう。また、ゴミの量をへらすための4つの“R”「へらす(Reduce)」「修理する(Repair)」「再利用する(Reuse)」「リサイクルする(Recycle)」についても考えてみましょう。
目次
ゆたかな国でだされる大量のゴミ
なんのための過剰な包装?
プラスチック包装の問題
ゴミの川、汚水の川
プラスチックのスープとは?
ゴミにおおわれた国アメリカ
ゴミをもやすことの問題
世界でもっともすぐれたリサイクルリーダーは?
リサイクルで生まれかわる
ペットボトルの大変身
生ゴミやかれ葉でたい肥をつくる
ものをゆずりあうこころ
4つの“R”を考えよう!
著者等紹介
池上彰[イケガミアキラ]
1950年、長野県松本市生まれ。慶應義塾大学卒業後、1973年、NHKに記者として入局。1994年から「週刊こどもニュース」キャスター。2005年3月NHK退社後、現在ジャーナリストとして活躍
稲葉茂勝[イナバシゲカツ]
1953年東京生まれ。東京外国語大学、大阪外国語大学卒業。国際理解教育学会会員。編集者としてこれまでに700冊以上の書籍を担当。著書は50冊以上にのぼる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tokkun1002
9
2010年。ニュースに登場する世界の環境問題④。日本はスチール缶リサイクル90%で世界一。1トンの紙をリサイクルすると30トンの水が節約できる。アルミニウムをリサイクルすると電力を90%節約できる。家庭ゴミは分別出来ているね。2014/01/27
TAGO
5
2002年にバングラデシュが 世界初のブラスチック製の買い物袋を禁止。 この本の発行が2010年 その頃日本ではレジ袋有料化はまだ一部のみ。 それが今や日本も 2020年7月1日から プラスチック製買物袋の有料化となり、 エコバッグ持参が当たり前になりました。 世界の環境問題とその取り組みについての変遷がひと目で分かる年表が壁に貼ってあれば、ふむふむと辿るのも楽しそう。 「ごみの歴史まんが」があったらぜひ読みたい。 世界のごみ問題を人生ゲームのようなゲーム盤やゲームアプリにしたらいいかも。 2023/06/20
307号室(*^_^*)
1
この本を子供に読ませて、やっと過剰包装の問題、ゴミを分別する意味を理解してくれました。この小さな小さな気づきが、世界の環境を良くする一歩になると信じます。2012/03/23