ビターチョコレート

個数:
  • ポイントキャンペーン

ビターチョコレート

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年05月05日 23時57分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ A5判/ページ数 199p/高さ 21X16cm
  • 商品コード 9784378007359
  • NDC分類 K943
  • Cコード C8397

内容説明

太った私なんか大きらい。15歳のエーファは、自分がだれにも好かれず孤独なのは太っているせいだと思っている。その苦しみを忘れるため彼女はひたすら食べ続けるが…。青春の苦悩と喜びを鮮やかに切りとった作品。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Midori Matsuoka

4
1992年の作品だけど、思春期の女の子の悩みは今も変わらずで巧みに描かれていると思う。 表紙の女の子は主人公のエーファなのだろうけど、作品の描写とギャップがあるような…。どのくらい太っている女の子なのだろう。でも、実際のサイズはあまり関係ないのかも。鏡を通してエーファが見る自分の姿と他人が見る姿は違うのかもしれない。 拒食と過食を行ったり来たりするが、その様子もなんともうまく描かれている、なんかわかる。エーファの心の動きの揺れなんかも絶妙で、自分の高校生くらいの時を思い出したり重ねたり。2019/04/30

kaya

2
小学生の頃読んで、ずっと忘れられなかった本。図書館で感動の再会をしました。食べ物が妙に美味しそうだったことくらいしかはっきりと覚えていなかったけど、今読むと、自分がかなりこの本の影響を受けているんじゃないかと思いました。コンプレックスを抱える思春期の女の子。家族へのいらだち、持て余される自意識、恋心。そうだ、これだったんだ。2016/03/13

ののはな

2
なんだか嫌だな~って読み始めた本だったのに・・・拒食症の少女の物語という先入観はよくないね。すごくおもしろい。この作者の力のすごさに感動。2012/05/13

soran

2
年頃の女の子のダイエット願望、拒食症、過食症を扱ったYAはいろいろあるけれど、これはその時期(主人公は15)の、頭のいいしっかりした女の子の両親への反発、友だち関係の機微、スタイルも含めた自己嫌悪などなど、あの時期特有のなんともドロドロでグッチャグッチャな感じをうまく過食症に絡めて深く読ませる。2010/05/03

縄文会議

1
15歳のエーファは自分が愛されず孤独なのは太っているせいだと思っていて過食症気味。面白かった!最初、エーファを批判的に見ていたが、次第に、やたらカロリー高いものを食べさせられる家庭の食生活や、昔からエーファが悲しむと食べ物(チョコレート)を食べさせてなだめてきた母親、という事情がわかり、エーファ個人のせいではないと分かる構成が巧み。エーファは様々な出来事を通し、親の呪縛から抜け出し、自分を認められるようになる。この年頃の友達関係や異性への気持ちが見事に書かれている。2020/08/04

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/151776
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。