出版社内容情報
「健康にいい」「やせるのにいい」という神話で未だ多くの人に無意味な努力を強いているカロリー制限の問題点を明らかにし、真に楽しく続けたくなる健康法を提示する。
内容説明
ダイエットと言えば、カロリー制限のことと思われがちだ。確かに短期的には体重は落ちる。しかしどれほど強い意志をもってしても長期間の継続は困難で、しかもたった2年のカロリー制限によって骨密度の低下、貧血、筋肉量の低下が報告されるなど、健康に有害であることが明らかになってきた。実際、世界的にはカロリー制限は過去のものとなりつつある。「健康にいい」「やせるのにいい」という神話で未だ多くの人に無意味な努力を強いているカロリー制限の問題点を明らかにしつつ、美味しく楽しく続けられる糖質制限を解説する。
目次
第1章 カロリー制限の意義を考える
第2章 脂質制限の意義を考える
第3章 三大栄養素比率を考える
第4章 ケトン体の意義を考える
第5章 ロカボの意義を考える
第6章 ロカボの普及で世界が変わる
第7章 常識・非常識を考える
最終章 栄養学「正しい」と「当たり前」
著者等紹介
山田悟[ヤマダサトル]
1970年東京都生まれ。北里研究所病院糖尿病センター長。日々一三〇〇人の患者と向き合いながら、食べる喜びが損なわれる糖尿病治療において、いかにQOL(クオリティ・オブ・ライフ)を上げていけるかを追究。糖質制限食に出会い、2012年『奇跡の美食レストラン』(幻冬舎)を刊行。13年11月14日、緩やかな糖質制限食=ロカボの考え方を普及させ、作り手にも食べる側にも、より良い社会の実現を目指す、一般社団法人食・楽・健康協会を立ち上げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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