内容説明
一軍を支え、一軍を目指すプロ野球の二軍。各チームに所属する約70名の「支配下登録選手」のうち、一軍登録された28名を除く最大42名の彼ら二軍選手は、どんな日々を送っているのか?一軍の状況次第で急遽昇格することもあれば、二軍戦への出場機会ですら一軍選手に奪われることも。調整中のベテランと新人選手が入り交じり、「プロの厳しさ」を肉体的・精神的に学ぶ「二軍のリアル」を元メジャーリーガーの現役監督が解説。さらには、日米ファームチームの違いや二軍の試合の楽しみ方、監督ならではの苦労や裏話も満載。
目次
第1章 プロ野球の二軍は何をしているのか?(二軍とはどんな存在なのか;一軍と二軍の違い ほか)
第2章 日本の二軍とアメリカのマイナー(日本とは大きく異なるメジャーの世界;ピラミッド型のマイナー、一軍の調整場である二軍 ほか)
第3章 二軍の試合が100倍面白くなる!?観戦ガイド(プロ野球、遠征の実態;ウエスタン・リーグ、各チームの特徴 ほか)
第4章 新人監督のマンスリー・ダイアリー(2016年1月 入団1年目、「プロとは何か」を知ったあのひと言;2016年2月 投手と打者、オーラが勝負を決する ほか)
第5章 二軍監督という仕事(始まりは、1本の電話から;憧れの球団 ほか)
著者等紹介
田口壮[タグチソウ]
1969年生まれ、兵庫県西宮市出身。関西学院大学時代に通算123安打のリーグ記録を樹立。91年、ドラフト1位でオリックス・ブルーウェーブに入団し、95年、96年のリーグ連覇(96年は日本一)に貢献した。ゴールデン・グラブ賞5度、ベストナイン1度を獲得。2002年FA宣言でメジャーリーグ、セントルイス・カージナルスに入団。6年間在籍したのち、フィラデルフィア・フィリーズ、シカゴ・カブスでプレーした。メジャー通算8年間で、ワールドシリーズに3度出場し、06年(セントルイス)、08年(フィラデルフィア)にはワールドチャンピオンに輝く。10年、日本球界に復帰後、肩の手術を経て12年に引退を表明。NHKの野球解説者として3年間を過ごしたのち、16年から古巣オリックス・バファローズで二軍監督を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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