幻冬舎新書<br> きょうだいコンプレックス

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きょうだいコンプレックス

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  • サイズ 新書判/ページ数 254p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983915
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C0295

出版社内容情報

きょうだいは同じ境遇を分かち合った、かけがえのない同胞のはずだ。しかし一方では永遠のライバルでもあり、一つ間違うと愛情や財産の分配をめぐって骨肉の争いが起こることもある。実際、きょうだい間の葛藤や呪縛により、きょうだいの仲が悪くなるだけでなく、その人の人生に暗い影を落としてしまうケースも少なくない。きょうだいコンプレックスを生む原因は何なのか? 克服法はあるのか? これまでほとんど語られることがなかったきょうだい間のコンプレックスに鋭く斬り込んだ一冊。

内容説明

きょうだいは同じ境遇を分かち合った、かけがえのない同胞のはずだ。しかし一方では永遠のライバルでもあり、一つ間違うと愛情や財産の分配をめぐって骨肉の争いが起こることもある。実際、きょうだい間の葛藤や呪縛により、きょうだいの仲が悪くなるだけでなく、その人の人生に暗い影を落としてしまうケースも少なくない。きょうだいコンプレックスを生む原因は何なのか?克服法はあるのか?これまでほとんど語られることがなかったきょうだい間のコンプレックスに鋭く斬り込んだ一冊。

目次

第1章 きょうだいは他人の始まり
第2章 きょうだいコンプレックスと自己愛の心理学
第3章 きょうだいコンプレックスと愛着
第4章 生まれ順の心理学
第5章 きょうだいという亡霊
第6章 きょうだいコンプレックスは克服できるのか

著者等紹介

岡田尊司[オカダタカシ]
1960年香川県生まれ。精神科医。医学博士。作家。東京大学文学部哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院にて研究に従事するとともに、パーソナリティ障害や発達障害治療の最前線で活躍。山形大学客員教授として、研究者、教員の社会的スキルの改善やメンタルヘルスのケアにも取り組む。現在、岡田クリニック院長(大阪府枚方市)。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝正史賞を受賞した『DZ』(角川文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

とろこ

64
きょうだいに対するコンプレックスは、親の不平等な愛情に起因する、という説。また、生まれ順による性格傾向なども書かれていた。私は二番目で末っ子だが、姉とは10歳違う。また、生まれてすぐ、血縁のない両親の知人の家に預けられ、小学校入学までそこで過ごした。その後も親戚の家を転々とし、実の両親と関わる時間は殆どなかった。10歳で難病を発症し入院した時も、完全看護の病院だったので親はあまり来なかった。そういう意味では、私は実の親との愛着関係は薄いかもしれない。が、預けられたいた家の祖父母には、(コメ欄に続く)2017/05/21

壱萬弐仟縁

48
きょうだいは、他人の始まり。永遠のライバル、競争者(3頁)。兄貴も俺に影響されてクルマ替えたしな。ユングが提唱したコンプレックスは、元来無意識的なもの。本人はその存在を自覚せず、支配されているようなもの(17頁)。コンプレックスは、未解決問題に由来し、問題直視し、理解と解決を与えることで、乗り越えることもできる(21頁)。何よりも大事なのは、子の人生はその子のもの。その子自身が試行錯誤することが大切という点(27頁)。2016/03/18

hundredpink

36
全ての兄弟姉妹を持つ者、必読の書。2016/01/20

Natsuko

35
自分の頭の中に常にあるこのテーマ。なんとなく胸の内にある思いを言葉にしてみたく手に取った。きょうだい構成が性格や考え方に及ぼす影響は、星座や血液型どころでなく現実的で大きいと思っている。自分だけでなく周りを見てみると、ただただいい関係のきょうだいって意外と少ない。優越感や劣等感、遠慮がない物言い、好きとか嫌いとか関係なく生きている間ずっと何かしらの思いがつきまとう。きょうだいって、そもそもそんなもんだよなぁ、よくない関係でも人生に支障はないよなぁと肩の力が抜けた感じ。2023/09/10

marumo

26
特に目新しい説はなかったけれど、わかり易い語り口でいろいろ考えるきっかけになると思う。何番目に生まれるか、親とどう関わったかで違ってくる人格事例集。宮澤賢治、ニーチェ、村上春樹など著名人を挙げての解説も興味深い。「けんめいな親なら関わり方に何か問題があったのでは、と振り返るもの」と繰り返し語る。不都合があったとき他者のせいにするのは好まないけれど、その人の親だけは自分の関わりの拙さのせいでは?と疑ってみるべきだなと思った。母親は不公平に照らす太陽、とは怖いことば。肝に銘じたい。2015/11/25

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