内容説明
著者のクリニックでは、例年50人弱の患者にがんが見つかるが、ある年の1人を除いて全員が克服している。一方、毎年人間ドックを受診していながら、命を落とす人は多い。胃のバリウム検査、服部超音波検査、便潜血検査、胸部エックス線検査で、がんの早期発見は無理なのだ。著者が患者に勧めているのは、がん、心疾患、脳疾患などの病気を確実に早期発見する「精度の高い検査」。内容は全身CT、胃と腸のカメラ、脳MRIだけ。人間ドックで安心していたら、自分の命は守れない!健康に長生きするための決定的な提言。
目次
第1章 誰も言わなかった人間ドックの現状(がんで死ぬ人、助かる人;医者が人間ドックを受けない理由;人間ドックは、「命を奪う病気」からあなたを守る手段にならない ほか)
第2章 人間ドックがあてにならない、これだけの理由(「がんを早期に見つける」という目的を、そもそも人間ドックは果たしていない;検査項目が中途半端。がんの早期発見の手順としては、本来やるべきことと逆!?;胃のバリウム検査では、早期の胃がんを見落とすのが常 ほか)
第3章 あなたが受けるべき検診とは?(受診者自身が、自分で組み立てる時代。受ければいいのは、たったこれだけ!;エックス線検査、超音波検査で絶対見つけられない小さながんを見つける「全身CT」;最新の「胃カメラ」と「大腸カメラ」で、確実にがんを発見する ほか)
著者等紹介
牧田善二[マキタゼンジ]
1951年北海道生まれ。79年北海道大学医学部卒業。糖尿病専門医。AGE牧田クリニック院長。2003年、東京・銀座に糖尿病治療のための「AGE牧田クリニック」開設。世界アンチエイジング学会所属、エイジングケアやダイエットの分野でも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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