幻冬舎新書<br> 脳内麻薬―人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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幻冬舎新書
脳内麻薬―人間を支配する快楽物質ドーパミンの正体

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  • サイズ 新書判/ページ数 174p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344983359
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0295

内容説明

セックス、ギャンブル、アルコール、オンラインゲーム―人間はなぜ、これらをやめることができないのか。それは中脳から放出される“脳内麻薬”ドーパミンが「快感」を司る脳の各部位を巧みに刺激しているからである。コカインや覚醒剤はこの脳内回路「報酬系」を誤動作させて過剰な快楽を与え、依存症を招くものだ。だがこのドーパミンは他人に褒められたり、難易度の高い目標を達成するなど、「真っ当な喜び」を感じる時にも大量に放出されている。なぜ人間の脳はこんなしくみになっているのか。話題の美人脳科学者が人体の深遠なる謎に迫る。

目次

第1章 快感の脳内回路(快感の源、ドーパミン;ドーパミンは何をしているのか ほか)
第2章 脳内麻薬と薬物依存(患者数のもっとも多い病気、依存症;依存症の正体 ほか)
第3章 そのほかの依存症―過食、セックス、恋愛、ゲーム、ギャンブル(ストレスと摂食障害;脳に分泌される物質、レプチン ほか)
第4章 社会的報酬(社会的報酬とは何か;承認・評価 ほか)

著者等紹介

中野信子[ナカノノブコ]
東京大学工学部卒業後、2004年、東京大学大学院医学系研究科医科学専攻修士課程修了。08年、東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。同年から10年まで、フランス原子力庁サクレー研究所で研究員として勤務。フジテレビ「平成教育委員会2013!!ニッポンの頭脳決定戦SP」で優勝、「日本一優秀な頭脳の持ち主」の称号を得る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヴェネツィア

450
脳内快楽物質ドーパミンの機能と特質を分かりやすく解説したもの。これを読んでいると、我々人間はドーパミンに支配されているのではないかという気になってくる。ことほど左様にドーパミンの支配は随所に及ぶ。アルコール、ニコチン、ギャンブル、セックスなどは誰しもの想像の範疇だろうが、恋愛や給与報酬に至るまで、ドーパミンが関与しているらしい。また、本書を読んでいて思うのは、人間はつくづく社会性の動物だということ。もちろん、それもまた社会性報酬としてドーパミンが深く関わっているのだが。 2018/05/28

徒花

439
おもしろい。結局のところ、人間の行動原理は脳内で快楽を生み出すドーパミンなどの神経伝達物質を得ることを目的としていて、酒を飲むことも、タバコを吸うことも、セックスすることも、仕事で成功することも、友達と仲良くすることも、すべては脳内麻薬に依存している結果であるのかもしれない。ただ、社会的に「よい依存」と「悪い依存」をほかの人が勝手に決めているだけかもしれないのだ。文章は非常に読みやすいし、一般人が興味のある事柄を適度なボリュームで簡潔かつ丁寧に述べられているので、人におススメできる本。2016/05/27

やすらぎ🍀

201
脳は快楽を報酬として求めて、過剰刺激が依存症を生む。ストレスが拒食過食、ギャンブルに走らせるという原因は分かっても、理屈だけでは行動を伴わないのが人間であり脳である。…人は物や金など絶対的な量より、他者との比較や順位、立ち位置に幸福や安心を感じている。今が幸せであっても更に幸せな人がいて、いくら稼いでも更に裕福な人がいるなら、永遠に満足は訪れない。…あらゆる病を克服しようとしている人類がなぜ、自ら体内に害のある薬物を摂取するのか。麻薬は、脳内の快楽物質を操作するもの。自己のコントロールは当然不可能である。2021/11/15

ナイスネイチャ

180
図書館本。様々な依存症を詳しく説明されていて、アルコール、薬物、ギャンブルなどメジャーなものから恋愛、セックス、社会的報酬など多岐に渡ってて面白かった。他書も読んでみたいです。2016/05/28

舟江

113
14年12月に既に読んでいるのに、また図書館で借りてしまった。読み終わってから、気が付いた。余程努力が足りないのか、ドーパミン不足しているのか・・・。hahaha・・・2016/01/25

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