幻冬舎新書<br> 生命はなぜ生まれたのか―地球生物の起源の謎に迫る

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幻冬舎新書
生命はなぜ生まれたのか―地球生物の起源の謎に迫る

  • 高井 研【著】
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  • 幻冬舎(2011/01発売)
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  • サイズ 新書判/ページ数 241p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981980
  • NDC分類 461.6
  • Cコード C0295

内容説明

オゾン層もなく、宇宙から有害光線が直接地表に降り注ぐ、40億年前の原始地球。過酷な環境のなか、深海には、地殻を突き破ったマントルと海水が化学反応を起こし、400度の熱水が噴き出すエネルギーの坩堝があった。その「深海熱水孔」で生まれた地球最初の“生き続けることのできる”生命が、「メタン菌」である。光合成もできない暗黒の世界で、メタン菌はいかにして生態系を築き、現在の我々に続く進化の「共通祖先」となりえたのか。その真理に世界で最も近づいている著者が、生物学、地質学の両面から、生命の起源に迫る、画期的な科学読本。

目次

第1章 生命の起源を探る、深海への旅
第2章 地球の誕生と、生命の誕生
第3章 生命発生以前の化学進化過程
第4章 生物学から見た生命の起源と初期進化
第5章 エネルギー代謝から見た持続的生命
第6章 最古の持続的生命に関する新仮説
最終章 To be continued

著者等紹介

高井研[タカイケン]
1969年、京都府生まれ。地球生物学者や宇宙生物学者と名乗ることが多い。専門は、深海や地殻内といった地球の極限環境に生息する微生物や生物の生理・生態や、その生態系の成り立ちと仕組みの解明。97年京都大学大学院農学研究科水産学専攻博士課程修了。日本学術振興会特別研究員、科学技術振興事業団科学技術特別研究員などを経て、2009年より、独立行政法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)海洋・極限環境生物圏領域深海・地殻内生命圏研究プログラムプログラムディレクター及び、プレカンブリアンエコシステムラボラトリーユニットリーダー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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absinthe

154
良本。読み返したい。面白がらせようと文書を砕けたものにしすぎてしまったが、そうしなくても素材は十分に面白い。研究の内容ばかりでなく、研究者の普段の姿も垣間見て楽しく読めた。何だか自分もちょっと、発見の瞬間に立ち会えた気がする。表題の答えには、もちろん答えてはくれていなかった。生命の誕生の瞬間に少しずつ近づいている気がする。2018/03/26

こーた

93
読み進めるほどに、われわれ人間は星くずの子どもなのだ、という想いが強くなる。人類まで連なる持続的生命は、どこからきたのか。海の底にある地球の裂け目から吹き出す熱水。そこに含まれる水素をエネルギー源に、地殻と、ひょっとすると隕石に含まれていたかもしれない有機物まで材料にして、さいしょの生命が誕生したとする仮説。生命とは、地球の活動をも含めた巨大な生命圏(ecosystem)なのだ。地学と生物学を下敷にして展開されるのは、化学、化学、化学、だ。生命活動を維持するエネルギーサイクルは、化学が回している。⇒2017/09/11

小太郎

24
NHKでやってた「深海大捜査 生命誕生の謎に迫る」を見て気になっていました。今回本で読むとえ~こんなことまで分かってるの驚きました。どうも初めの生命は深海の熱水孔で生まれたらしいけれど、そのプロセスはまだ完全に解明されてないようでその最先端の科学的葛藤が興味深く描かれていました。そうか「メタン菌」が私たちの祖先なのか~え?違うの(笑)2018/06/10

tetsu

22
★3 タイトルで興味をひかれた。 エネルギー代謝からの生物の起源をさかのぼる。 外部から取り込んだエネルギーをATP(アデノシン3リン酸)に蓄積し、必要な時にそれを分解し生き延びる。 よくできすぎ。 生命の謎は尽きることがない。2018/10/06

鐵太郎

21
地球生物学者、宇宙生物学者を「名乗っている」高井研博士が書いた、独自の理論による生物論。簡単に言うと「深海熱水活動域の地殻内の微生物が生息できる温度領域に、熱水から供給される水素や二酸化炭素に依存した最古の持続的生命と同じように化学合成・アレルギー代謝に支えられた超好熱性微生物生態系が生き残っているに違いない論」英語にして「Hyperthermophilic Subseafloor Lithotrophic microbial Ecosystem」略して「ハイパースライムHyperSLimE」だとか。2012/09/07

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