幻冬舎新書<br> ビートルズ都市論―リヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京

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幻冬舎新書
ビートルズ都市論―リヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京

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  • サイズ 新書判/ページ数 262p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981874
  • NDC分類 767.8
  • Cコード C0295

内容説明

音楽は、それが発生する背後にある経済及び歴史・文化から決定的な影響を受ける。ビートルズとて例外ではない。文化不毛の労働者の町であり、奴隷貿易の暗い歴史を持つリヴァプールで生まれたビートルズは、プライドを粉々にされる惨めな修業時代をドイツのハンブルグで過ごし、階級社会ゆえの露骨な蔑視と偏見をぶつけてくるロンドンへの反抗心を活力に成功への階段を上っていった。その軌跡の上で、都市は彼らとその周辺をどう変えたのか。読めば全く新しいビートルズが聴こえる。

目次

第1章 ビートルズとリヴァプール(ビートルズのリヴァプールへの言及;リヴァプールの歴史 ほか)
第2章 ビートルズとハンブルグ(ビートルズのハンブルグへの言及;ハンブルグとリヴァプールの比較論 ほか)
第3章 ビートルズとロンドン(ビートルズのロンドンへの言及;歴史の中の暮らすロンドナー ほか)
第4章 ビートルズと東京(ビートルズの東京公演への言及;高度経済成長下の東京 ほか)

著者等紹介

福屋利信[フクヤトシノブ]
1951年山口県生まれ。山口大学教授。博士(文学)。KRY山口放送「お昼はZENKAIラヂオな時間」、NHK山口放送局テレビ番組「情報維新!やまぐち」でコラムニストとしても活躍中。また、英語リーディングの授業にビートルズを持ち込んだり、ライブハウスでのビートルズ講座を展開中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

18
ドイツで演奏活動している時に知り合った実存主義フリークな青年たちから後期作品に多大な影響を受けてるというが、そうなのかなあ2015/09/18

Koki Miyachi

9
ビートルズを愛する筆者が5年かけて執筆。ビートルズゆかりの都市、リヴァプール、ハンブルグ、ロンドン、東京がビートルズに及ぼした影響を詳細に論じる。都市との関係という視点がユニークだ。時代背景も検証されていて、生々しいバンドの素顔が浮き彫りになっていて興味深い。少しビートルズを深く理解できた気がする。2015/06/09

mawaji

2
何気なしに手にとった本ですが、かなり面白かった。リヴァプールへの郷愁、ハンブルグでの成長、ロンドンへの複雑な思い、Fab4と彼らを取り巻く人々の関係、少しこじつけっぽく思えなくもないところがなくもなかったかも知れませんが、それでもかなり説得力を持って迫ってきました。それぞれのパートナーとリヴァプール・ロンドンの埋めることのできない溝とか。著者は私より10年くらい先輩で生まれ育った場所もかなり異なっていますが、それでも60年代の空気が共有できるあとがきもジンときました。あと、身内の著作が引用されていて吃驚。2011/08/12

Yukicks

2
ビートルズの評論って細かすぎて、最後まで読めるのがなかったのだけれども、これはすらすら読めます。 かつて奴隷貿易の中継地点だったこともある労働者の港町リヴァプール、同じ港町ながら中産階級が育っていたハンブルク、階級社会ロンドンという都市の持つ歴史とその背景を持つ人々と出会い、才能を開花させ成長していく。 アメリカの黒人とイギリスで抑圧されたアイルランド系移民が生み出したロックンロール。リンゴ以外の3人がこのアイルランド移民の子孫だと強く認識し、その民族性とビートルズの音楽との関係も分析している。2011/07/19

左近

1
深い関わりがある都市の特質を通してBEATLESを見てみようという試み。“思想”は時に胡散臭くなるが、“文化”は猥雑な部分も含めて面白い。正直なところ、「考えすぎでは?」思う部分もあるけど、それを差し引いても興味深い。BEATLES好きでは人後に落ちないつもりでも、まだまだ知らないことがたくさんあって、新情報に触れられるのが嬉しい。2016/08/01

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