幻冬舎新書<br> うつと気分障害

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幻冬舎新書
うつと気分障害

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  • サイズ 新書判/ページ数 264p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344981836
  • NDC分類 493.76
  • Cコード C0295

内容説明

自殺者が年間三万人を超え、うつの患者は百万人を突破。サラリーマンの六割が強いストレスを感じ、潜在患者は三百万~六百万人と推定される。だが実は、うつと思われていた人の約半分が躁うつだとわかってきた。うつと躁うつを含めた「気分障害」が激増しているのだ。対人トラブル、異性問題、失職、浪費、飲酒、DV…。病気と知らず失敗を繰り返す人も多い。気分の浮き沈みが激しい人、テンションが高く「絶好調」な人も危ないのだ。本書では、うつと気分障害の基礎知識から最先端の研究成果、実際に役立つ予防や治療・克服法まで、わかりやすく解説。

目次

はじめに―気分に支配される現代社会
第1章 気づかない「波」が人生を翻弄する
第2章 気分障害はどう理解されてきたか
第3章 気分障害の症状と診断
第4章 気分障害のタイプ
第5章 脳の中で何が起きているのか
第6章 何が原因で気分障害になるのか
第7章 なぜ、うつや気分障害が増えるのか?
第8章 気分障害からの回復
おわりに―傷ついた人も、立ち直れる社会を

著者等紹介

岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。山形大学客員教授。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合う。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝賞を受賞した『DZ』(角川文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

i-miya

61
(裏書き) うつ、100万人。サラリーマンの6割が強いストレスを感じている。潜在うつ3-6百万人。実はうつではなく躁うつも。うつと躁うつを含めた気分障害が激増している。病気とは知らず失敗を繰り返す。気分の浮き沈みが激しい、テンション高く、絶好調も危ない。(岡田尊司) 1960、香川生まれ。精神科医、医学博士、東京大学哲学科中退、京都大学医学部卒。(おわりに-立ち直れる社会を) 気分障害の人にはいい人が多い。2010/11/14

mana

39
一般的なうつと気分障害の説明から、薬の分類別の解説や、オメガ3脂肪酸、DHAなどの情報まで、幅広い。患者さん自身も、正しい薬の知識を持つべきだと思うので、しんどくないときに一読するとよいと思う。(一部THE理系の話で読み飛ばしたが…)2023/03/26

wildchild@月と猫

30
うつは心の風邪なんて簡単なものじゃない。それは軽いうつ状態のこと。本当のうつ状態の深淵の凄まじさを知っている者にとっては、それは大変な脳内の障害であり、症状は地獄の苦しみであり、毎日全身を拷問されているような状態なのだと知って欲しい。それでも死ねずに、苦しみに耐えて生きなければならないことが、時には死ぬより苦しいことに感じられるのだ。2014/11/29

morinokazedayori

19
★★★★★うつと気分障害の症状、メカニズム、治療法について詳しく書かれている。専門的な部分は一読しただけでは頭に入りづらくもあるが、一般向けに分かりやすく書かれている。これくらいの内容が分かっていると、自分や身近な人が調子を崩したときに、助けになりそうだと感じた。2019/09/19

fonfon

17
ウェーバーの鬱を克服してゆくエピソードが最も興味深い。統合失調症を患った年若い従弟を救い出したいと願ったことがどんな治療よりも効果があった。従弟と一緒にコルシカに転地療養し、南国の澄み渡った明るい空がウェーバー自身を回復させてゆく。太陽の光をたっぷり浴びること。仕事をきっぱりやめて、十分に休息をとること。「退職」という一見どん底こそがウェーバーを解放し、新たな飛翔に向かわせた。「精神的緊張なしに頭脳を刺激し働かせることこそが唯一の治療法」 そして、運動には抗鬱作用が大いにある!再発予防には投薬継続が重要。2012/01/16

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