内容説明
国内の景気低迷が続く中、即戦力を求めて中途採用を繰り返したり、いまだ成果主義で社員を評価している会社は、業績悪化の負のスパイラルから抜け出せない。では、どうすれば企業の業績は上向き、社員は幸せに働けるのか?気鋭の人事コンサルタントが“人件費”と“売上げ”の関係を切り口に、伸びる会社の仕組みを公開。稼げる組織に激変する「成長制度」の効用を、実態と数字から明らかにする。
目次
第1章 野球選手の年俸制にみる「給料」と「売上げ」のカラクリ(野球は究極の成果主義か;年俸が単手に「成果」だけで決められない理由 ほか)
第2章 なぜ、歩合給の会社がダメになるのか(給与項目のカラクリを知る;どうして「給料の3倍稼がなければならない」のか ほか)
第3章 なぜ「ノルマ」「競争」「残業」が、会社の成長を止めるのか(社員の「目標管理」は、やがて「ノルマ」に変化する;「競争」は社員の成長にどんな影響を与えているのか ほか)
第4章 なぜ、教え合う会社が強いのか(「年功序列型賃金」が再評価されている部分とは;教え合うことで学ぶ大切なこと ほか)
第5章 組織のなかで稼ぐ力をつけるには(資格は足の裏の米粒;資格よりも、まず社内で力をつける ほか)
著者等紹介
松本順市[マツモトジュンイチ]
1956年福島県生まれ。中央大学大学院中退。株式会社「魚力」に入社し、社長の参謀役として労働環境改善に取り組む。「3K」産業の魚屋業界初のサービス残業なし週休二日制を実現。社員の成長率を向上させ、30年連続増収増益、東証二部上場へと導く。現在、(株)多摩研代表として、中小企業に人事制度づくりのノウハウを提供。各社の評価基準を“可視化”するだけで全社員が成長できる画期的な方法として注目される。2008年までに337社の人事制度づくりを支援し、成功させている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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6 - hey
メガネ
シラヌイ
まっとさん
ミッキー