内容説明
こだわりが強く、対人関係が不器用なアスペルガー症候群。他人の気持ちや常識を理解しにくいため、突然失礼なことを言って、相手を面食らわせることも多い。子どもだけでなく、働き盛りの大人にも見られるが、自覚がないまま、生きづらさを抱えているケースがほとんど。日本でも激増し、深刻な問題となっているが、シリコンバレーでは一割の人が該当するとも。家庭や学校、職場で、どう接したらいいのか?改善し、特性を活かすには?すべてを網羅した一冊。
目次
第1章 アスペルガー症候群とはどんなものか
第2章 アスペルガー症候群の症状はどのようなものか
第3章 アスペルガー症候群を診断する
第4章 アスペルガー症候群の脳で何が起きているのか
第5章 アスペルガー症候群が増えている原因は何か
第6章 アスペルガー症候群と七つのパーソナリティ・タイプ
第7章 アスペルガー症候群とうまく付き合う
第8章 学校や家庭で、学力と自立能力を伸ばすには
第9章 進路や職業、恋愛でどのように特性を活かせるのか
第10章 アスペルガー症候群を改善する
著者等紹介
岡田尊司[オカダタカシ]
1960年、香川県生まれ。精神科医。医学博士。東京大学哲学科中退。京都大学医学部卒。同大学院高次脳科学講座神経生物学教室、脳病態生理学講座精神医学教室にて研究に従事。現在、京都医療少年院勤務。パーソナリティ障害、発達障害治療の最前線に立ち、臨床医として若者の心の危機に向かい合う。小説家・小笠原慧としても活動し、作品に、横溝賞を受賞した『DZ』(角川文庫)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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