内容説明
国家の礎は地方にある。だが、現実は、逼迫した財政に苦しむ瀕死の自治体ばかりだ。その最たる存在であった宮崎県が、東国原知事の誕生で息を吹き返した。メディアを使った巧みなPRで観光客、県産品の売上は増加。県職員の士気も上がり、率先して組織改革を進めるほどだ。人口一一四万人の県が、トップの交代でここまで変わる。知事のもつ影響力とは何か?宮崎県を地方変革と日本再生の新しいモデルにした知事の全貌がわかる。
目次
第1章 選挙は何をもって戦うか?(宮崎県の政治風土;罠を仕掛け合う地方の選挙 ほか)
第2章 組織をどこから変えるか?(初めての大組織のトップ;「裏金はございませんか?」の真意 ほか)
第3章 生活の価値をどこに置くか?(作業服姿での初登庁;黒塗りの知事車には乗らない ほか)
第4章 行動力をいかに発揮させるか?(急な入札契約改革の苦味;何もやりたくない人には楽なポジション ほか)
第5章 改革をいつ断行するか?(一般競争入札と指名競争入札;改革にともなう犠牲と覚悟 ほか)
著者等紹介
東国原英夫[ヒガシコクバルヒデオ]
宮崎県知事。1957年宮崎県都城市生まれ。専修大学卒業後の80年、「笑ってる場合ですよ!」への出演をきっかけにビートたけしの一番弟子となる。以後、そのまんま東の芸名でたけし軍団のリーダーとして活躍。2000年4月早稲田大学第二文学部入学、04年3月卒業。同年4月、再び早稲田大学政治経済学部に入学したが、06年3月退学。07年1月の宮崎県知事選に立候補して、見事初当選を遂げる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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