内容説明
ライブドア・村上ファンド事件に象徴される、手段を選ばない利益追求の姿勢=「売れてなんぼ」は、今や日本社会を根本まで腐らせつつある。ビジョンもフィロソフィーも、もはや口にすることのなくなった日本人は、この先、いったい何処へ向かうのか。経済格差・地域格差・文化格差を克服していくことはできるのか?単なる問題提起や現実からの逃避がすでに無効となった今、激論の末に二人がたどり着いた覚悟と唯一の希望とは。
目次
第1章 「大衆というバケモノ」が野に放たれた(プロフェッショナルな職業は使命と責任を負っている;自称プロフェッショナルが情報やスキルを悪用している;日本の富裕層はなぜ寄付しないのか ほか)
第2章 個性とテレビメディア(個性を無条件に肯定すべきではない;ポップカルチャーに対峙するハイカルチャーが消えた;変人が変人である自由を認められるか ほか)
第3章 資本主義を生き抜くためのビジョンと総合知(平成を象徴するホリエモン的現象;ビジョンとフィロソフィーの欠如;強大な力を持つ者ほど自己規制が必要 ほか)
著者等紹介
波頭亮[ハトウリョウ]
経営コンサルタント。1957年、愛媛県生まれ。東京大学経済学部卒業。マッキンゼー&Co.を経て、経営コンサルティング会社(株)XEEDを設立。幅広い分野における戦略系コンサルティングの第一人者として活躍を続ける一方、明快で斬新なビジョンを提起するソシオエコノミストとしても注目されている
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
脳科学者。1962年、東京都生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)、東京藝術大学非常勤講師(美術解剖学)。2006年1月よりNHK「プロフェッショナル仕事の流儀」のキャスターを務める。著書に『脳と仮想』(小林秀雄賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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サラダボウル
生ハム
しゅんぺい(笑)
こにいせ
忘備録