内容説明
庶民感覚に欠け平気で嘘をつき議員特権にあぐらをかく政治家が国家の舵を握っている。これはまさに国民の悲劇だ。参議院が否決したにもかかわらず郵政民営化法案は成立した。すでに国会は二院制の原理を否定し死んでいるのだ。こんな政治家のご都合主義を許していいのか―いま参議院の腐敗が、国会の死に体を象徴している。かつて「参議院の天皇」の異名をとった村上正邦、小沢一郎の知恵袋・平野貞夫、元共産党の論客・筆坂秀世が参議院大改革案を緊急提言。
目次
第1章 国会議員は特権階級であってはならない
第2章 タレント議員の府
第3章 参議院をを殺した政治家たち
第4章 参議院改革の歴史
第5章 「村上天皇」体制とその変質
第6章 参議院改革論
第7章 政治改革の本丸は参議院の大改革