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幻冬舎新書
日本はなぜ世界で一番クジラを殺すのか

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  • サイズ 新書判/ページ数 214p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784344980310
  • NDC分類 664.9
  • Cコード C0295

内容説明

IWC(国際捕鯨委員会)が取り決めたクジラの永久保護区で、日本が調査捕鯨の名のもとに年間一〇〇〇頭のクジラを殺すのに、果たして正当な理由はあるのだろうか。日本人は鯨肉がそんなに好きなのか?捕鯨は本当に日本の伝統文化なのか?“科学調査”は何のためなのか?時代の流れと世界の総意に逆らい続ける日本の強硬姿勢は、あまりに強烈で時に滑稽ですらある。捕鯨大国日本の謎を、徹底検証。

目次

第1章 クジラは魚か
第2章 捕鯨は日本の伝統文化か
第3章 守りたいのはクジラか捕鯨か
第4章 だれが捕鯨を進めているのか
第5章 こんなのあり(番外編)
第6章 日本人はクジラを食べたいのか
第7章 どうすりゃいいの

著者等紹介

星川淳[ホシカワジュン]
1952年東京生まれ。作家・翻訳家。82年に屋久島定住、2005年末よりグリーンピース・ジャパン事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

月宮殿

1
小松正之の著者などと比べるとデータや歴史の解釈が180度異なるが、沿岸捕鯨と南氷洋の調査捕鯨を分けて考えるのはよいと思った2010/09/21

Kazuo

0
著者は二つの疑問を提示する。「野生生物としてのクジラをまったく考慮に入れなくていいのか。」「商業捕鯨再開について明確なイメージがあるのか。」「野生生物」に対してはWWFの見解があり、野生生物との関わり方についての論点がまとまっている。「商業捕鯨再開」に関しては、南氷洋においては困難である状況証拠が多々ある。日鯨研の標榜する調査捕鯨の目的は否定されている。結果として感情論が大きく影響する外交姿勢、文化議論、科学調査研究が残った。経済的な利害を見直し、政府は近海のクジラの研究にカネを使ってほしいと思う。2015/06/14

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