内容説明
かくれ依存症は300万人以上。お酒、ギャンブル、薬物、やめたくても、やめられないのは「病気」だから。正しい知識と適切な支援で回復できる。依存症治療の専門医療機関が患者と家族に伝えたいこと。
目次
第1章 仕事、人間関係、子育てのちょっとしたつまずきが…「依存症」は誰でもなる可能性がある病気(「依存症」は特別な人がなる病気ではない;CASE1 ストレスからお酒に依存してしまったサラリーマン ほか)
第2章 そもそも「依存症」とは?趣味との決定的な違いは「自己制御」ができるかどうか(依存症とは「自分でコントロールができなくなる」病気;相談しづらいことで、治療や支援にもつながりづらい ほか)
第3章 小さなことからコツコツと―ゆっくり確実に回復を目指す「治療」と「回復プログラム」(受診まで;診断 ほか)
第4章 再発の壁を乗り越えるために家族や社会のサポートを得ながら社会復帰を目指す(退院後の生活では周囲のサポートを受けることが大切;医療、保健福祉、司法、民間が手をつなぎ患者と家族を支えるOAC ほか)