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孤独死ガイド―一人で生きて死ぬまで

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784344911574
  • NDC分類 367.7
  • Cコード C0095

内容説明

一人暮らしは最期も独り…だね。でも怖がらないで。わるくはないよ孤独死だって。医師が教えるおひとりさま終末期ガイド。

目次

序章 孤独死には8つの「徳」がある
第1章 孤独死に至る道筋:人さまざまに
第2章 死なないけれども悩ましい認知症:思い込みと現実
第3章 自発的な死、納得できる死に方
第4章 死ぬ準備
第5章 死んだ後のこと
第6章 死ぬまでの生き方:キーワードは「足るを知る」
第7章 好きなように生きるシンプル・ライフ
第8章 家族との係わり
第9章 祖母、父母の老いと死:孤独死を考える背景
終章 こんなもの、あったらいいな:孤独死支援ビジネス

著者等紹介

松田ゆたか[マツダユタカ]
医師(心療内科、婦人科)。1956年:福岡県生まれ。高校卒業までを福岡で過ごす。1980年:北海道大学文学部卒業。翻訳・通訳業に十数年従事した後、千葉大学医学部に入学。1999年:千葉大学医学部卒業。いくつかの病院で勤務医を経験した後、2007年に小さな診療所を東京都内に開設し、現在に至る。医業のかたわら、気ままに文章を書いて自分のサイトCaf´e lisant(カフェ・リザン)に掲載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

keroppi

60
孤独死は、いいものだ。死んでも見つけられない状態が悪いだけ。子供のいない私は、やっぱ少し不安になり、この様な本を読んでしまう。一人で死んでいくのは、悪くない。ただ、その準備さえしていれば。ちょっと気が楽になった気がするが、さて、どの様な準備をしておくか。2018/08/05

Twakiz

29
「孤独死」は決して不幸ではない(ただしその後長期間見つけてもらえない,ということは避ける)足るを知り達観して生きよう,と自らを「孤独死予備軍」と呼びつつ訴える. 文学部出身で翻訳業に従事ののち医師になられた著者の語りだけに,医師の本によくある「ロジカルな話」のみでない.なんだか情緒的なご自身の家族のストーリーもあり,いい感じ.「歳だからいつどう死んでも仕方ない」と投げやりでもなく「高齢者を大事に」の理想論でもなく,バランスのよい提案に好感を持ちました.2018/04/10

*こころ*

7
図書館本。 ★★★☆☆ 2017年発行。 新刊書のコーナーで見つけた。 まずはタイトルに興味引かれて手に取った。 著者は現役の医師(心療内科、婦人科)で翻訳・通訳業に十数年従事してから医師となったという。 うん、それも何だか面白い。 というワケで借りてきた。 孤独死が報道されるのを目にする度に、腐乱して他人様に多大な迷惑をかけるのはナシだけど…本人にとってそれはそんなに不幸なことなのかなぁ、と首を傾げる。 選択肢として自分ではアリ、だから。2017/12/03

オザキ

5
自分にはちょっと早い本だった。孤独死のイメージは少し変わった。将来家族が出来たら、または親の介護が必要になったら、と考えながら読んだ。自分としては、少しさみしいかもしれないけど、絶対孤独死が良いな。周りの迷惑にならないよう。リビングウィルも、いつか書いておきたい。2019/06/13

るうるう

5
孤独死という言葉の表現そのものが誤解を生むと思っている。人は一人でしか死ねないし、それは可哀想なことではないからだ。本書の内容はとても実用的(例えば死んだ時、主治医がいれば死亡診断書を書いてくれるが、いないと死体検案書になるのでちょっと手間、とか)。お医者さんが書いているので医学的説明も十分(胃瘻のこととか、最近の死亡原因とか、絶食で死に至る経過とか)。一言でいえば、この本を読む前より、死ぬのが怖くなくなった。個人的には、タイトルと表紙がちょっと怖い。筆者と出版社は気に入っているようだが。 2017/07/17

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