内容説明
胃もたれ、急な下痢、さし込む腹痛、胸焼け、吐き気…「体質だから」とあきらめていた不調の原因と治療法がわかる。
目次
1 異常なしでも放置はダメ!じつは治せる“おなかの弱い人”の胃腸トラブル
2 若い女性に多い すぐ胃もたれ、食べられない 機能性ディスペプシア
3 若い男性に多い さし込む腹痛、急な下痢 過敏性腸症候群
4 中高年に急増中 胸焼け&吐き気、喉に違和感 逆流性食道炎
5 わるい菌を駆除してがん予防 加齢による胃腸トラブル
6 江田式3つのルールを習慣化 胃腸快調食生活を始める
著者等紹介
江田証[エダアカシ]
1971年栃木県生まれ。医学博士。自治医科大学大学院医学研究科修了。医療法人社団信証会江田クリニック院長。日本消化器病学会奨励賞受賞。日本消化器病学会専門医。日本消化器内視鏡学会専門医。日本ヘリコバクター学会認定ピロリ菌感染症認定医。米国消化器病学会国際会員。日本抗加齢医学会専門医。ピロリ菌に感染した胃粘膜において、胃がん発生に大きな影響をおよぼしているCDX2遺伝子が発現していることを世界で初めて、米国消化器病学会(アトランタ開催)で発表し、英文誌の巻頭論文にもなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
10
どうやら他人よりも腹痛関係に悩まされることが多いと気づき、その症状と対策に興味を持ち手に取る。本書は内科医の著者が消化器官の不調別にその現象と要因と推察される事象について解説している。図やイラストが多用されており、症状の理解を助けとなり説明がわかりやすい。不調の要因の1つとしてピロリ菌が想定されるが、世代によって菌の保有状況が異なり、家族間で引き継がれてしまうことが多いようだ。腸内環境のケアも重要。朝食は胃腸のリズムを整えるために大切。不調が頻発する場合は専門医による診察も必要とのこと。2021/11/16
あかり
7
小学生時代に運動会やマラソン大会に早朝に激しい腹痛に襲われたことを思い出した…あれって過敏性腸症候群の症状だったのか!と納得。図解でわかりやすかった。おそるべしピロリ菌。東アジアのピロリ菌は強毒性で、全世界の胃がん患者の6割がアジア(日本・中国・韓国)で占められていることには驚き。2017/06/07
ジュリ
3
胃腸トラブルについてわかりやすく解説している。2019/05/04
スリカータ
3
図解がふんだんに使われており、とても分かりやすい本でした。過敏性腸症候群について知りたかったので、非常に参考になりました。2016/07/24
さくら
2
過去に経験したことがあるので、勉強しておこうと思い 手に取った。2022/04/28