内容説明
思想の“間”を移動していくことは、「旅」と同じ。さまざまな思想の世界へ足を踏み入れて、その“間”を移動していくことにより、自分の確固たる思想が形成されていくだろう。今を生きるヒントは過去の思想の中にある。図解を使って、第一人者がやさしく解説。
目次
第1章 現代人よ、今こそ思想を身につけよ!(普段当たり前だと思っていることが思想である;人は、自分の思想に気づきにくい ほか)
第2章 ニーチェの言葉から、明るく前向きな生き方を学ぶ(世間の常識や価値観にとらわれるな!;自分を信じるな、信念を疑え! ほか)
第3章 ドラッカーに学ぶ自己実現のためのマネジメントの心得(現代を代表する知の巨人の秘密;集中的に勉強せよ ほか)
第4章 アメリカの現代思想を通じて「自由」と「平等」のあり方を学べ(プラグマティズムは「問題発見力」;キューブ式論点整理法 ほか)
第5章 親鸞の教えに学び、より良い「生」を手に入れる(親鸞の思想の本質は何か;時と場所によってルールや価値観は異なる ほか)
著者等紹介
佐藤優[サトウマサル]
1960年東京都出身。同志社大学大学院修了後、ノンキャリアの専門職員として外務省に入省。2002年、背任と偽計業務妨害の容疑で逮捕される。この逮捕劇を描いた『国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)が毎日出版文化賞特別賞を受賞。外交・安全保障問題やインテリジェンス、思想、勉強法の分野などでも精力的に活動中
白取春彦[シラトリハルヒコ]
作家。青森県生まれ。獨協大学外国語学部ドイツ語学科卒業。1979年、ベルリン自由大学に留学。哲学・宗教・文学を学び1985年帰国。帰国後は文筆業に従事し、宗教と哲学に関する入門書、解説書の執筆を手掛ける
上田惇生[ウエダアツオ]
ドラッカー学会学術顧問・ものつくり大学名誉教授・立命館大学客員教授。1938年埼玉県生まれ。64年慶應義塾大学経済学部卒。経団連会長秘書、国際経済部次長、広報部長、ものつくり大学教授(マネジメント、社会論)を経て現職。ドラッカーの主要著作のすべてを翻訳。ドラッカー自身から最も親しい友人、日本での分身とされてきた
小川仁志[オガワヒトシ]
徳山工業高等専門学校准教授・哲学者・哲学カフェ主宰。1970年京都府生まれ。京都大学法学部卒業。2008年、名古屋市立大学大学院博士後期課程修了。博士(人間文化)。大学卒業後、伊藤忠商事入社。2001年名古屋市役所に入庁。2007年より現職。2011年度に米プリンストン大学客員研究員も務める。専門は公共哲学および政治哲学
本多弘之[ホンダヒロユキ]
親鸞仏教センター所長・本龍寺住職。1938年生まれ。東京大学卒業、大谷大学大学院修了。大谷大学助教授を経て2001年より現職。本龍寺(東京・台東区)住職。親鸞研究の第一人者であり、親鸞仏教センター所長として親鸞の思想解明に取り組みつつ、親鸞の教えを一般にもわかりやすく解説する活動も行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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