内容説明
地球上に生きる何千何万もの生物はどこから来てどこへ行くのか。遺伝子、突然変異、自然選択、ビーグル号の航海…。進化のメカニズムを完全解説。
目次
序章 ダーウィンってどんな人？
第１章 ダーウィン進化論に迫る
第２章 ビーグル号の航海をたどる
第３章 ダーウィン進化論の影響
第４章 ダーウィン進化論を支えた人物たち
第５章 広がるダーウィン進化論
付録
著者等紹介
佐倉統［サクラオサム］
１９６０年東京生れ。京都大学大学院理学研究科博士課程修了、理学博士。現在は東京大学大学院情報学環教授。もともとの専門は進化生物学だが、最近は生物学の歴史や科学技術と社会の関係に研究の焦点をうつし、科学と社会のあらまほしき関係を探求中。ＮＨＫ『サイエンスＺＥＲＯ』レギュラー・コメンテーター（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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すももんが
6
ダーウィン進化論とはどういうものかということ以外に、ビーグル号での航海の様子やダーウィンを取り巻く人々のことなど、周辺情報も多くあり、興味深く読んだ。キリスト教信者の多い欧米では進化論への反発が大きかったのに対し、日本ではすんなり受け入れられた。欧米では反発する人が多かったことで、逆に進化論の研究が盛んになったという。日本で進化論の研究が進まなかったのは、それを自明のこととして受け入れてしまった「無関心」による、という解説が新鮮だった。2020/10/05
mstr_kk
4
イラスト・図解を多く用いた、進化論の入門書。とてもよい内容で面白かったです。2016/02/17
タマン
4
入門書だけあってイラストを多数盛り込まれとても分かり易く楽しく読めました。ダーウィンが少しだけ身近に感じられました。2015/08/17
ステビア
4
小学校高学年くらいで読むといいだろう。2013/11/14
どら
4
イラストを使ってあり、わかりやすい。 よく「人間はサルから進化」と言われるが、あくまで共通の祖先から枝分かれした進化したもので、猿はいつまでたっても人間には進化しないという説明を見てなるほどと思った。 そんな進化論であるけど、それを人種差別や障害者差別の根拠に利用しようとするとは…。ダーウィンもびっくりというか、怒り心頭だろうなぁ。。。2012/11/02
