内容説明
「この女を知らないか?」。暴力的な情事の後、刑事・榊木に一人の風俗嬢の写真を見せられたフリーライターの美久。天使のように美しいその女の名前は「ユア」。行方を捜すと、彼女を抱いた男たちはみな壊れ、狂人のようになっていた。「ユアは特別な女なんだ」。彼女は何者なのか。やがて美久は、自らもその愛欲の渦に巻き込まれていく―。狂気の官能サスペンス。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京都生まれ。日本大学藝術学部中退。2004年に『ふしだら天使』で官能作家としてデビューし、たちまち人気作家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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future4227
21
ユアという名前の謎の女性、とびっきりの美人らしいのだが、彼女に関わった人たちはみんなおかしくなっていく。行方を追ってもなかなか見つけられない。まさに魔性の女。そして彼女に魅入られて人生を棒に振っていく男たち。結局、ユアは何者だったのだろう?最後までユアが1人称として描かれることがないため、彼女の生い立ちや心情はわからないまま。最後はサスペンスタッチになって、ちょっとドキドキする。官能小説として読んだらイマイチかなぁ。2016/07/18
伊達千蔵
1
登場人物の皆さん…どっかネジが外れてる( ̄▽ ̄;)ブッ飛んでるなぁ(笑) 2023/07/29
ジョニー
0
期待外れ。途中から飛ばして読みました。ストーリーも駄目だし、官能小説としても今一。ただし、黒田との究極のセックスシーンは流石です。2016/05/28