内容説明
「二兎しか追わぬもの一兎も得ず」「親近感を抱かせる褒め言葉のコツ」「相手の本音を探るさり気ない行動」「勝負下着の効果のほど」などなど、十四の斬新な恋愛作法を紹介。男と女の根源的な違いを理解すれば恋愛はもっとうまくいく、と力説する著者が医師としての目、自らの体験を駆使して綴る、いまだかつてない実践的恋愛&セックス入門講座。
目次
男は振られる生きものである
二兎しか追わぬもの一兎も得ず
考えるよりまず行動を
巧言令色ときめく愛
焦らず明るく正直に
近づきながらテイスティング
容易に許す女は軽いのか
結ばれる直前に考えること
挿入する性とされる性
男が萎える派手派手下着
文句を言えない男に代わって
セックスは二人の共同作業
うまくできなかったときに
なぜ、男と女がいるのか
著者等紹介
渡辺淳一[ワタナベジュンイチ]
1933年北海道生まれ。医学博士。58年札幌医科大学医学部卒業後、母校の整形外科講師を務めるかたわら小説を執筆。作品は初期の医学を題材としたものから、歴史、伝記的小説、男と女の本質に迫る恋愛小説と多彩で、医学的な人間認識をもとに、華麗な現代ロマンを描く作家として、常に文壇の第一線で活躍している。70年「光と影」で直木賞受賞。80年に「遠き落日」「長崎ロシア遊女館」で吉川英治文学賞を、2003年には菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ミッフー
94
人間関係(特に異性)に迷いが生じ手にする📖通勤路2時間であっという間に完読👍しかし、尊敬する渡辺先生の考え方にも賛同出来ぬ箇所が多々💦これから大人になり様々な異性関係が待っている高校、大学男子向け恋愛参考書😓まず、男の認識に対する相違点1.男は白い肌着の清楚な若い女性が好き→いや、汚れた淫売熟女の方が寧ろ裏切りません💦2.男は股間周辺しか感じない→いや、最近は寧ろキスや背中、乳首の方が気持ちいい😘3.男は発射すれば冷める→いや、その後の余韻を楽しみたい😍まあ感じ方は人それぞれ、女性観もね🤔2019/08/28
ゆか
36
女性ファッション誌に紹介されてたので読んでみましたが、これ、女性向け?ってな本でした。1人の女性を追いかけるな。複数を掛け持ちしろとか…。何言ってんのか理解し難い部分が多くて、作法というより、モラルも欠けてるかな〜と。これを75歳の人が書いたんだから、そこはすごいのかも…。内容は決して恋愛講座ではありませんね(笑)2016/07/03
とも
35
★★甘い。表題の通り、単なる男の女性に対する欲情やどう考えどう接すればその欲情を満たすことが出来るかまでは あたかもハウツー本程度の内容を、作家がもっともらしく書いている程度で低レベルでがっかり。というか、渡辺淳一やはりこの程度か。 もうひとつ言えば、その欲情をみたせる状況になっ次の段階についての考え方について述べていて欲しかった。2015/03/01
どぶねずみ
31
男性が女性を誘うまで、声かけから始まり、ひとつになるまでの心理テクニックと言えばよいのかな。だからといって、男性のためだけの本ではないと思うし、女性目線で読んでも解りやすかった。熟れたカップルならともかく、付き合いたてのカップルだと何かと言いたいことも言い切れずに誤解することもあるわけで、あのとき男性はこう考えていたのかなぁと思い出しながら読んだ。それにしても渡辺淳一さん、男性なのにどうして女性の内心考えていることがそんなにわかってしまうんでしょうか?と苦笑いするばかり。2020/09/08
たか
8
この方の本は大好き。本当に女性が好きでその口説き方やエロさの表現ととうが、下品でない。 女性を口説く上で師匠と仰ぎたくなるほどすごい人。 とても参考になった本。2019/01/13