内容説明
常に目標を二つ持て、逆算して計画せよ、よきライバルを持て、自分のためにカネを使え…。混迷の時代は、株や不動産よりも勉強こそが人生の宝。何をどのようにして学ぶべきかをマトリクス（座標軸）にして自己分析すれば、面白いほど結果がでる。稀代の勉強家である著者が、その勉強法の極意を余すことなく紹介したベストセラー、待望の文庫化。
目次
第１章 マトリクス勉強法とは？
第２章 竹中式勉強法９の極意
第３章 竹中式記憶勉強法５の極意
第４章 竹中式英語勉強法７の極意
第５章 竹中式経済勉強法９の極意
第６章 世界に通じる勉強５の極意
著者等紹介
竹中平蔵［タケナカヘイゾウ］
１９５１年生まれ。一橋大学卒業。ハーバード大学客員准教授、慶応義塾大学総合政策学部教授などを経て、２００１年小泉内閣に入閣、経済財政のエキスパートとして構造改革に取り組む。現在、慶応義塾大学グローバルセキュリティ研究所所長（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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月讀命
56
竹中平蔵には賛否両論ある。小泉政権下で彼が行った事は、正解だったのか、誤りだったのか。彼の考える金融・経済政策を取らなければ、日本は沈没していたのか、浮上していたのか。今日の貧富の差を生じさせた原因は、彼の愚策の結果なのか、それとも防ぎ様もない潮流だったのか。映画バックトゥザフューチャーの様に時間を戻してやり直してみないと判らないが、彼の考え方をバイアスなく知る為にこの本を読んでみた。然し、その解答は見つからなかったが、彼は天才である事は理解出来た。天才の勉強法を紹介してくれる本・・彼は天才バカボンだな。2012/12/10
ビイーン
15
格差拡大政策を主導してきた市場原理主義者と決めつけ、竹中氏を毛嫌いして全く受けつけない方もいるが、本書の内容はまともだ。勉強のやり方で参考となる良書だと思う。2016/02/07
和草(にこぐさ)
8
天井のある勉強と天井のない勉強。私は天井のない勉強を読書という形で続けていこうと思います。2013/05/09
鮫次郎
7
佐藤優氏のオススメてことで読んでみました。論理的な人は、たとえ話を多様しないには納得。「男には自分の世界がある。例えるなら空をかける一筋の流れ星」て、たしかに論理性無いもんな(^_^;)2014/02/11
anco
6
勉強は天井の有無と、武器としての勉強、人と人とを結ぶ勉強とで分けられる。世界に通じる5つの勉強法、聞き上手になれ、常に頭を使え、できる経験は進んでしろ、誰と働くか考えろ、仲間は取捨選択しろ。健康でなければ勉強はできない。批判は、人とはいつも反対の意見を言うコントラリアン型、常識的といわれる大人にありがちな、永遠の真理ばかり言う永遠の真理型、決めつけが激しいラベルを貼る型の3種類。「雑用ができること」こそが、どこに行っても使える汎用性の高いスキル。2015/04/20
