内容説明
昭和34年、銀座に事務所を構えて東京進出をはたした稲川は、右翼の大物・児玉誉士夫と出会い「心の親」と仰ぐようになる。関東をまとめる一方、西の雄・山口組とも交流し、三代目田岡一雄組長の葬儀委員長という大役を務め全国の抗争を終結させていく…。現代の任侠道を貫いた首領・稲川聖城の人生を描いた長編ドキュメンタリー小説、完結編。
著者等紹介
大下英治[オオシタエイジ]
1944年広島県生まれ。広島大学文学部卒。大宅マスコミ塾第七期生。週刊文春の特派記者を経て在職中に「小説電通」を発表し作家デビュー。政財官界から経済、芸能、犯罪まで幅広い分野で創作を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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