内容説明
欲望の本質を理解するには、「人生どうなるかわからない」という不確実性に正面から向き合う必要がある。なぜ人は嫉妬するのか。なぜ女性は勝負服にこだわるのか。なぜ宝くじを買ってしまうのか。なぜ退屈するのか。「不確実性」をキーワードに気鋭の脳科学者が、「デマンド=需要」をキーワードに新進のマーケターが、人間の根源に迫る画期的試み。
目次
第1章 脳科学の視点(茂木健一郎)(美人の定義は脳によって変化する;遺伝子が思考や行動を左右する確率は50%にすぎない;脳に宿る多様性が文化の源である ほか)
第2章 マーケターの視点(田中洋)(ニーズをウォンツに、ウォンツをデマンドに変換する;他者の評価と「媒介としての欲望」;「根源としての欲望」があってはじめて人間であり得る ほか)
第3章 脳科学者VSマーケター(マーケティングとは何か;マーケティングと空間の関係;消費スタイルが自己表現になり得る美しい消費 ほか)
著者等紹介
茂木健一郎[モギケンイチロウ]
1962年東京生まれ。脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、東京工業大学大学院連携教授(脳科学、認知科学)。NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」のキャスターを務める。著書に『脳と仮想』(新潮社・小林秀雄賞受賞)など
田中洋[タナカヒロシ]
1951年名古屋生まれ。中央大学大学院ビジネススクール教授。慶應義塾大学大学院博士課程修了。電通でIBMやネスレなどのマーケティング・ディレクター、法政大学教授、コロンビア大学客員研究員などを経て現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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