内容説明
二〇〇二年~二〇〇三年という時代。ふと、気がついたら世界はドタバタ喜劇の真っ只中。雪印食品牛肉すり替え、宗男疑惑、タマちゃん、拉致被害者一時帰国、SARS、長崎幼児殺害、スーパーフリー、中国買春…。いったい、こんな世界に誰がしたのか。何が起きても笑い続けてきた「爆笑問題の日本原論」、はたしていつまで笑えるのか―。
目次
「雪印食品牛肉すり替え」の巻
「小泉支持率低下」「眞紀子反撃」「宗男疑惑」の巻
「辻元清美秘書給与問題」の巻
「阪神タイガース快進撃」「ドリカム脱退劇」「性同一性障害」の巻
「日本総領事館拘束事件」の巻
「FIFAワールドカップTM」の巻
「田中康夫」「田中眞紀子」の巻
「タマちゃん」「USJ」の巻
「日朝首脳会談」の巻
「拉致被害者一時帰国」の巻
「2002年下半期」の巻
「ヒーロー」「バウリンガル」の巻
「拉致被害者」の巻
「スペースシャトル・コロンビア号墜落」の巻
「イラク戦争開戦」の巻
「SARS」「イラク戦争」の巻
「白装束」の巻
「長崎幼児殺害」「女児監禁」「スーパーフリー」の巻
「冷夏」「西部警察」ほかの巻
「総裁選」「石原発言」の巻
「シュワちゃん」「中国買春」の巻
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
猫丸
14
パナウェーブ騒動がこのへんの時代。ちょうどアザラシのタマちゃんが人気を博したときであり、パナウェーブが「タマちゃんを想う会」と関係していたのは意味不明である。たしか「スカラー電磁波」からの被害を防ぐみたいな教義だった。波動系スピリチュアルの一派なのかもしれないが、害をなす波動という思想は、いわゆる電波系に属する。それほど突飛な宗教というわけでもないか。2022/01/11
羊と蝸牛
2
安定のいつもの爆問の本。もう12~3年も前なのか。爆問の本を読んでいつも思うのが、この手の本を読んで笑えれば、きっと歴史を暗記科目なんて思わないだろうにな、ということ。今も昔も、善も悪も、世の中面白おかしなことで満ち溢れている。巻末にビートたけしに通じるものがあるという評が載っていたので、次はビートたけしの本へ。2016/07/17
Kentaro Tanaka
0
この巻には、小泉首相(当時)が出てきます(^^)v 政治家をネタにしたものも、多いですね☆2017/04/29
タクシー
0
笑いたい人は読むといいよ
Ko
0
2002から2003年の時事ネタ 牛肉すり替え、宗男ハウス、タマちゃん、スーパーフリーなどを笑いのネタにしてしまう。 笑えないような話を微妙なところで笑いにしてしまうテクニックが凄い。 毎年このシリーズをテレビで漫才するのも好き。