幻冬舎アウトロー文庫
噂の女

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  • サイズ 文庫判/ページ数 307p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344412378
  • NDC分類 051
  • Cコード C0195

内容説明

2004年に休刊した伝説のタブーなき反権力雑誌『噂の眞相』に二二歳で入社。夜な夜な新宿ゴールデン街で飲み歩き、文壇・業界人と親交を深め、時に、夜道に気をつけろと警告を受けながらもイケイケ編集の道を極める。そんなある日、東京地検特捜部から一本の電話が…。一六年間をスキャンダルに捧げた名物美人デスクが『噂眞』の全てを激白。

目次

第1章 スキャンダル雑誌『噂の眞相』入社
第2章 私は文壇スパイです!イケイケ編集者への道
第3章 辞表を編集長の自宅にFAXした三年目の日曜日
第4章 一本の電話から始まった過酷な特捜部での取り調べ
第5章 朝起きたら刑事被告人!三十路女への苦悩
第6章 朝日新聞一面トップを飾る『噂の眞相』大スクープ
第7章 『噂の眞相』休刊へ向けた怒涛の二年間円形脱毛症の出現

著者等紹介

神林広恵[カンバヤシヒロエ]
1966年群馬県生まれ。明治大学短期大学経済科卒業。コピーライターなどを経て88年、「噂の真相」に入社。95年、取材執筆した記事をめぐって東京地検特捜部に雑誌界初の名誉毀損罪で刑事告訴され、2005年有罪が確定。現在、フリーライターとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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団塊シニア

45
「噂の真相」に22歳で入社、16年間の激白、東京地検特捜部との闘いは読みどころです、現在あは室井佑月のマネージャーをしてる筆者の波乱に富んだ人生が覗えます。2014/08/01

R Suzuki

1
図書館で借りたのは単行本のため室井佑月の文庫版あとがきが読めなくて残念でした。 90年代中ごろから休刊まで、私も噂真読者でしたので10年前に出版されていたこの本をとても懐かしく読みました。とにかくみんな若かったんだなあ。スキャンダルを追う現場の編集デスクに女性がいたことは知っていましたが、神林さんの名前では記憶になく、裁判関係の記事で当時は確か「K女史」と記載されていたと思う。ある時期に雑誌をまとめて処分してしまったのでもう手元にないのですが。でも別冊を記念にとってあるはず…。あとで探してみよう。2014/09/16

1
どんな立場の人間も、正義は自分の属する世界の側にある。2013/11/24

ひでまろ

1
「噂の真相」は本編横の一行ネタがとても良かった。バブルの頃は確かに浮かれてはいましたが、その反面よく働いていたと思います。そんな空気感を思い出しました。2013/10/01

YH

1
噂の真相、好きでした。編集担当神林さん始め、反権力!で取材に臨む姿勢とか、雑誌の方針とか改めて、面白いし、是非復刊をして欲しいと思うものの・・・、ふぐの話は余計です!3時間ふぐ屋にいようが、そんなことでケチとか書かれたくないだろうなと、大人計画ファンの私は思うわけです。2008/12/11

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