幻冬舎文庫
自由と繁栄の弧

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  • サイズ 文庫判/ページ数 332p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784344411975
  • NDC分類 310.4
  • Cコード C0195

内容説明

元オリンピック日本代表選手にして、外務大臣など要職を歴任。卓越した外交論、国家論、経済論、日本人論を展開する一方、シェイクスピアを極めゴルゴ13を愛しオタク文化を熱く語る。事務所の書斎には祖父吉田茂の写真とチェ・ゲバラの肖像画、ドアにはマリリン・モンローのポスター。日本の未来に命を懸ける政治家の徹底的にポジティブな全思考。

目次

第1章 自由と繁栄の弧
第2章 日米の深い絆
第3章 台頭する中国と日本の戦略
第4章 ネットワーク型アジアの未来
第5章 新しい日本の自画像
第6章 特別編・靖国神社

著者等紹介

麻生太郎[アソウタロウ]
1940年生まれ。学習院大学政経学部卒業。米英留学後、会社経営。日本青年会議所会頭などを経て、79年衆議院議員に初当選。自民党政調会長、幹事長、総務大臣、外務大臣などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やっさん

149
★★★★ 麻生太郎氏の外務大臣当時の演説をまとめた回顧録。「外交は30年先を考える」と著しているが、その〝30年先〟は麻生氏が勇退する頃に到来する。日本の正念場もそこに待つのか。2018/11/17

DAdadaDAI

8
何の為か。これを基軸に書かれたスピーチ。彼の日本に期待するソートリーダー像はまさしく、誇り。「いい歳」なんだから鏡に写した我が身にもじもじするな、恥じるなかれ。この一文にはそうした思いを感じると共にWWⅡで起きた史実を振り返って伝える未来へのメッセージである。未来を変える力は現在の何か。現在の外交には障害が多くあるのも否めない。その国際環境を自国によりよいものにする為の投資であるODAないし平和的構築から臨む経済発展がある。競争の荒野でブランド力を保持するには方策がありプロデュース力もまた一つなのだから。2014/05/27

AR

6
かなりの知識人で、思想も柔軟で、すごい人だなぁという印象。外務大臣だったのもあり、外交面での考え方も良い。……もっと早くにみんなが読んでいればなぁ。2011/02/03

treefolk

5
得た情報を元にどうしたら良いのかどうするべきなのかをきちんと思慮している様が見て取れる。しかも国益を見据えて、だ。極めて大局的な話だけどそこには細かなエピソードの裏付けがあって地に足が付いてる。このような総理大臣が引き摺り下ろされたかと思うと残念でならない。自民党が与党に返り咲いたとしても表舞台には戻れないだろうから、後進の育成に全力を注いで欲しい2011/02/21

やっりん10

5
非常に面白い。「いい歳」なんだから、鏡に映した我が身にもじもじするな、という一文に感銘を受けた。日本人よ、胸を張れ。2009/12/28

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