内容説明
「私刑人」の捜査は混迷を極めていた。そんなある日、次期政権を射程に入れた大物政治家・隴岡の私設秘書殺害事件が発生する。エスカレートする天誅に一気に高まる緊張感。そしてついに掴んだ犯人逮捕の糸口。私刑人の正体とは?法に庇護されなかった弱者と、権力との壮絶な闘いを描く森村ミステリーの金字塔、衝撃のクライマックスへ。
著者等紹介
森村誠一[モリムラセイイチ]
1933年埼玉県生まれ。青山学院大学卒。『高層の死角』(江戸川乱歩賞)、『腐蝕の構造』(日本推理作家協会賞)など、数多くのベストセラー作品を著し、本格推理小説の世界で不動の地位を築く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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