• ポイントキャンペーン

幻冬舎文庫
ワルボロ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ 文庫判/ページ数 510p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784344409835
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

70年代末、東京・立川。コーちゃん、ヤッコ、メギちゃん、小田嶋、ドッチン、キャーム、錦組中学生6人が、隣町・羽衣組との勢力争いを皮切りに、ケンカの強い連中と闘っていく。ついに卒業式、最強の軍団と多摩川での決戦を迎えるが…。みんなワルくてボロかった。でもそれがオレたちの“永遠”だった。殴り殴られ泣き笑う、青春小説の傑作誕生。

著者等紹介

ゲッツ板谷[ゲッツイタヤ]
1964年東京都生まれ。作家。十代のころは暴走族やヤクザ予備軍として大忙し。その後、紆余曲折を経てライターに(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ちょこまーぶる

65
平々凡々な中学時代を送ったからこそ面白く読めた一冊でした。ただし、かなり多くのシーンが若者達の市中抗争の喧嘩のシーンなので、やんなっちゃう読者もいるだろうなという思いで読み進めました。でも、錦組の若者達が喧嘩ばかりに明け暮れているだけではなく、立ち振る舞いとは逆に女性への純情な姿や家族への思い、認め合う友情といったシーンには温かい気持ちで読めましたね。それにしても、中学生ってこんなにも喧嘩早いんですかね・・・若かりしり頃に喧嘩上等だった青春を過ごした読者の方の読後感想ってどんな感じなんですかね?2016/06/30

GAKU

12
「メタボロ」、「ワルボロ」とブックオフで購入したので、復習も兼ね1作目を再読。再読なのに一気読み。やっぱり面白い。ただのやんちゃなヤンキー小説ではなく、ホロッとくる場面があちこちにあるんだよね。ここらへんが、ゲッツ板谷氏の良さかな。だから彼のエッセイも大好きなんだろうな。復習も終わり、2作目、3作目に突入いたします!2015/07/05

jazztronauts

12
物語の大半を占めるバカ、負け、挫折と、少しの成長。青春というダーツの的があれば、まさにブルズ・アイなのである。同じようなくすんだ町で育ち、自分は山田のような選択をした。それでも主人公達のように、ストレートに生きてたなぁと、GWに帰省して懐かしく思う。★★★★☆2015/05/04

あき

12
8年前くらいに一度読んだから、再読になる。でもかなり面白い!!二度読んでも面白い小説はなかなかないし、二度読みたいと思う作品もなかなかない。不良少年の青春物語とストーリーとして、よくある展開だが、なんか王道で、でも小田嶋とか個性が強いキャラも多くて、読んでで久々に楽しかった!! ★★★★★★★★★☆2015/04/28

カメ吉

9
最初の方は乗り気がしない内容でしたが、読み進むうちに入ってしまいました。多分同じ年代の話だと思うけど不良少年たちの友情、恋、悩み、そして喧嘩!喧嘩!の青春小説。なかなかの読み応えでした。2016/05/14

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/518240
  • ご注意事項