内容説明
中学三年の冬、麻美子は初めての口づけをかわした。性の目覚めと好奇心、体の変化、初恋、セックス、別れ、結婚、妊娠…一人の女の性にまつわる心身の成長、ヰタ・セクスアリスの「性遍歴」。誰もが経験する、恥ずかしくて、この上なく愛しい季節…。みずからの欲望に忠実であろうともがく人々の切ない恋を描いた、極上の性愛小説集。
著者等紹介
松本侑子[マツモトユウコ]
「巨食症の明けない夜明け」ですばる文学賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさきち
13
苦労しながらも読了。著者はあとがきで「主人公たちの恋愛遍歴ではなく、それぞれの性の歴史を書こうとしたもの」といってるものの、それについては非常に浅い部分をサラサラッと触れてるだけで正直なにも感じるものもなく読み進めるのに本当に疲れてしまいました。2013/06/16
mari
4
新しい扉はなんとなく共感できた。あとは可もなく不可もなく普通~2012/08/05
めぐみ
2
面白い。2013/02/14
kozy758
1
誠実な感はあるが、平板。
りんご
1
サクサク読めたけど、特に印象に残った話も無いな…。2013/05/19