内容説明
連日報道される医療ミスのニュース。それは氷山の一角に過ぎない。医者は必ずミスをする、病院はそれを隠したがる…。あなたの命を守るには“かしこい患者”になるしかない！「第一印象だけで医者を選ぶな」「かかりつけ医を選ぶなら内科医がいい」「健康診断は決して万能ではない」―医療の落とし穴を見極める本格的実用書。
目次
第１章 医療過誤・事故は必ず減らせる（医療ミス防止はまず情報公開から；低レベルの医者でも安定収入が得られる ほか）
第２章 よい医者、悪い医者の見分け方（ペースメーカーを押しつける悪徳医師；刑事罰よりも行政罰を科すべき ほか）
第３章 命を預けるならこんな病院がいい（複数の当直医がいる総合病院を見つける；病院選択の幅を広げる ほか）
第４章 かしこい患者になるために（薬には副作用がある；手術と言われたら必ずセカンド・オピニオンを ほか）
著者等紹介
森功［モリイサオ］
１９４０年兵庫県生まれ。大阪市立大学医学部卒。アメリカ・ジョンズホプキンズ大学で勤務。８８年医真会八尾病院を開設。９５年医療事故調査会の発足に従事し代表世話人となる。患者の側に立った医療をモットーに各種活動を続ける
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感想・レビュー
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MILKy
9
【売】2003年のもので、当時としては気に入って所持していた本、再読。1988年開院？医真会 八尾総合病院院長をしておられた兵庫出身の市大卒のお医者様の著書。今は院長も後継されたのかな。実際に起きた医療ミスを幾つか列挙。当時、日本には医療免許制度が無いことに意見されているが、今も変わらずかな？！その点でも世界に劣っている、としている。文明国で無いのは日本だけ、と。日本の医療は高度なのかと思っていたけど、そうでもないのか💦例えば医療に手厚いイメージのあるドイツでは更新はなくとも、生涯教育研修証がある、と。2022/02/14
