風かおる

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784344028210
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

誰よりも強く心優しかった父にも、人を憎まねばならぬ時があったのだろうかーー。十年ぶりに妻敵討から戻った養父・佐十郎の元に届いた果たし状。鍼灸医の菜摘は、重病の身で果し合いに出かけようとする佐十郎を
止めようと、弟・誠之助と男装の美少女・千沙と共に差出人の正体を探りはじめる。調べを進めるうち、かつて佐十郎と出世を競い、今や藩の重鎮となった三人の男たちに辿りつくが・・・・・・。なぜ養父は、妻敵討ちにでなければならなかったのか。明かされる、養父の知られざる過去とは?人が生きることの哀歓を描く、胸を衝く傑作時代小説。※10月号か11月号より、ポンツーンでシリーズ第二作が連載開始予定です。   

内容説明

鍼灸医・菜摘は、「妻敵討ち」の旅から戻った養父・佐十郎と十年ぶりの再会を果たす。しかし帰藩した佐十郎は不治の病に侵され、妻敵討ちは何者かに謀られたものだと口にした。弟・誠之助、彼に思いを寄せる千沙とともに真相を探る菜摘は、やがて哀しい真実に突き当たり―。炙り出される組織の不条理、人間の業と欲。人を信じることの忍耐と苦悩。若者たちは何に人生の光を見出したのか?

著者等紹介

葉室麟[ハムロリン]
1951年福岡県生まれ。西南学院大学卒業後、地方紙記者などを経て、2005年、「乾山晩愁」で第29回歴史文学賞受賞。07年、『銀漢の賦』(文藝春秋)で第14回松本清張賞を受賞。12年、『蜩ノ記』(祥伝社)で第146回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

真理そら

63
再読。そうか楊梅様が登場するくらい話はこの作品だったのか。葉室作品にしては珍しく女性が魅力的ではないという印象は再読時も変わらない。2021/09/06

えみ

43
嫉妬、それはやがて憎悪へと変わる。憎悪は轟轟と炎を上げ、容赦なく相手へと襲いかかり焼き尽くす。そして止まることの知らないその炎は何れ己の身をも焼き尽くす。始まりは無垢で純粋な儚い想い。それがほんの一時、魔の誘惑に負けたことによる成れの果ての結末だと思うと遣り切れない。人が人を陥れることの恐ろしさ、怨嗟の連鎖、時に真相は死より惨いこともあるという救いのない悲劇。十年前に敵討の為に国を出ていた菜摘の養父が戻ってきた。しかし彼の帰国は、思いもよらぬ罪深き展開を引き起こす。予想外の闇で動揺が収まらない…。2020/08/28

Yuna Ioki☆

37
1726-159-49 潮騒はるかの前のお話。人の欲や嫉妬がこんなにも悲劇を生む結果となるとは当人達は思ってもみなかっただろう。2017/07/31

keiトモニ

36
“やはり佐十郎と多佳の間には何かがあるのだ、と菜摘は思った”…う~む、果たしてなんだろう。男女の仲ってことでは…?えっそうなの。しかし竹内佐十郎とやらは、なんとケツの穴の小さき男であろうか。武士の風上にも置けぬ奴め…。それこそ非常に臭い風がかおる、ってことですか。惚れられた多佳さんもいい迷惑だよ。きっとそう思って死んでいったに違いないよ。“楊梅殿の指図であろうからな…” 楊梅っていったい誰?又どなたが鳩首凝議やってるのかなあ、と気を持たせた割に…なんだよ!さて楊梅の色がまこと鮮やかに描かれておりました…。2015/11/04

とりあえず…

35
葉室さんの本は『蜩ノ記』しか読んでいないので、イメージは藤沢周平にかぶっていました。そのイメージで読み始めてしまうと、軽さに据わりの悪さを感じます。なのにぐんぐん読めてしまうのは作者の流石の筆力ゆえではありますが。武士ならではの哀しさ、武家の女の辛さ潔さ、それらを感じつつも、ただ、期待していた深い余韻が残らず、なんだかとても残念です。2016/11/24

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